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北村友一騎手が戸崎圭太騎手を抑えて首位快走! 今年のサマージョッキーズシリーズは冷遇・中堅騎手による”下剋上”連発の異様な展開

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 先週末8月6日段階で7レースを消化し、折り返し地点を通過した今年のサマージョッキーズシリーズ。現在、首位に立っているのはリーディング12位の北村友一騎手だ。開幕戦となる函館スプリントSと第2戦のCBC賞を連勝し、大本命の戸崎騎手を抑えて首位を快走している。

 他にも函館記念を勝った柴山雄一騎手、小倉記念の秋山真一郎騎手、中京記念の津村明秀騎手、アイビスサマーダッシュの西田雄一郎騎手と、年間リーディングで苦戦している騎手が上位を形成。もはやメンバーが固定されつつあるリーディング上位騎手で優勝の望みがありそうなのは、七夕賞を勝った戸崎騎手だけという驚きの展開となっている。

北村友一騎手が戸崎圭太騎手を抑えて首位快走! 今年のサマージョッキーズシリーズは冷遇・中堅騎手による下剋上連発の異様な展開の画像3

「今年のサマージョッキーズシリーズは、癖のあるローカル競馬場を中心に開催される夏競馬ならではの結果といえるかもしれません。リーディングの上位騎手の腕は確かですが、ローカル中心の夏競馬は、勝ち星を確保するために普段からローカル競馬に回っているリーディング下位の騎手にアドバンテージがあるといわれています。

 例えば、今年のアイビスサマーダッシュを勝った西田騎手は今年まだ5勝ながら、競馬ファンからは『千直職人』と言われるほど新潟の1000mに強い騎手。通算重賞3勝の内、2勝がアイビスサマーダッシュというスペシャリストです」(競馬記者)

 ただ、そんなリーディングで苦戦している中堅騎手が上位を独占しているわりに、各レースの結果が荒れていないところが、今年のサマージョッキーズシリーズの興味深い点なのかもしれない。

 ここまで7レースで3連単が10万馬券以上となったのは、函館記念とCBC賞の2レースだけ。他は例年と比較しても、堅い結果に収まっている。

 もっとも、まだ前半の7レースが終わっただけであり、ここからリーディング上位の騎手が巻き返しを見せ、結局順当な結果に終わる可能性も充分にある。だが、例えば先週も本来であればデムーロ騎手が騎乗するはずだったタツゴウゲキが、落馬負傷によって急きょ秋山騎手に乗り替わって小倉記念を勝つなど、今年のサマーシリーズが例年にない”妙な流れ”になっているのは確かなようだ。

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