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北村友一騎手が戸崎圭太騎手を抑えて首位快走! 今年のサマージョッキーズシリーズは冷遇・中堅騎手による”下剋上”連発の異様な展開

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「今週末の関屋記念とエルムSは、共にサマージョッキーズシリーズの対象となっているレースですが、関屋記念の有力候補ウインガニオンには津村騎手が、エルムSの大本命となりそうなテイエムジンソクにはリーディング現在32位の古川吉洋騎手が騎乗予定と、今週も中堅騎手が活躍する展開になることが濃厚です。

それもウインガニオンのように、夏競馬の前半戦で結果を残した馬が夏のタイトルを狙って連戦してくるパターンもこれから増えるでしょうし、今年は最後まで目が離せない展開となりそうです」(同)

 過去にはサマージョッキーズシリーズで優勝した騎手が、年末のワールドスーパージョッキーズシリーズの出場権を得られた時期(2014年まで)もあり、その制度は中堅以下の騎手にとって大きなモチベーションになったという。

 しかし、今のワールドスーパージョッキーズシリーズはワールドオールスタージョッキーズと名を替えて、サマージョッキーズシリーズの開催期間中に札幌で開かれるため、優勝者による優先出走権はなくなった。

 だが、今年のサマーシリーズを彩る個性的なメンバーを見ると、リーディングの望みが薄い中堅騎手がJRAの騎手代表として、世界の一流騎手を相手に戦う、華やかな舞台で活躍する”貴重な姿”を見てみたい気がした。

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