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ローズS(G2)ファンディーナ皐月賞敗因は「強過ぎた」から? 新たなる”伝説”の幕開けも陣営の「弱気コメント」に再び暗雲……

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 無論、計画通りに事を運ぶのが恐ろしく難しいのが競馬だ。しかし、今回のファンディーナの”強行軍”に関しては、どちらかといえば「馬」よりも「人」側の都合である可能性が透けて見える。もっとも本馬が予想を超える強さだったからこその方針転換だが、だからこそ皐月賞敗戦後には多くの疑問が陣営に投げ掛けられた。

 その上で、今回のローズSは充分な休養を経ての参戦となる。再び本来のファンディーナの走りを披露するため、デビュー当時から12kg減っていた馬体の回復はもちろん、コンディションの上でも立て直しが大きく期待される状況だ。

 しかし、そこで気になるのが高野友和調教師の「夏場に少し調整が遅れた」という言葉だ。

 馬体に関しては「十二分にボリュームアップしている」と述べているように問題なさそうだ。だが、馬体の回復を重視した分、調整の始動が遅れ気味になっているようだ。実際に8月の最終週に帰厩した本馬だが、高野調教師は今週になっても「少し急仕上げ。使って良くなれば」と『デイリースポーツ』の取材に答えており、今回は前哨戦とはいえ、決して万全の状態というわけではなさそうだ。

 果たして、ファンディーナはどれくらいの状態で秋初戦を迎えるのか。そして再び強いファンディーナが見られるのか。新たなる”伝説”の幕開けに向け、陣営の手腕が問われるところだ。

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