真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.10.23 07:59
天皇賞・秋(G1)ネオリアリズム鞍上に「世界のムーア騎手」来日せず落胆の声……「中山の鬼」A.シュタルケ騎手の「東京実績」は?
編集部
「やはり、ムーア騎手を期待していただけにファンからすれば、それが叶わなかった反動はあるでしょうね。ムーア騎手に遜色ないのは、今年の凱旋門賞を勝ったL.デットーリ騎手、もしくは日本で人気が高い香港No,1のJ.モレイラ騎手くらいのものです。
例え、武豊騎手やC.ルメール騎手といった日本のトップ騎手が代役に指名されても、不満は出ると思いますよ」(競馬ライター)
しかし、その一方でこと「中山競馬」に関しては、一部のファンから”超一流の評価”を得ているシュタルケ騎手。それもそのはずで、ここまで日本で上げた重賞4勝の内、3勝が中山での勝利。特に今春のニュージーランドT(G2)では12番人気のジョーストリクトリを勝利に導いており、その手腕が高く評価されている。
実際にコース別の成績でも勝率、連対率、複勝率ともに中山で最も良績を収めており、単勝回収率153%は、まさに「中山の鬼」といえるほどの巧者ぶりだ。
しかし、今回は同じ関東でも参戦するのは「東京」の天皇賞・秋。シュタルケ騎手の東京実績は、どの程度なのだろうか。
「以前からジャパンCなどのスポット的な参戦で騎乗していますが、短期免許で本格的に乗り始めた2013年以降。49回騎乗して、3勝2着5回3着4回。複勝率24%は、外国人騎手としては『まあまあ』といったところでしょうか。
ただ、来日する時期的な問題もあって、それぞれ100回を超える阪神や中山に比べると50回に満たない騎乗数なので、これだけで判断するのは早計かと。強いて言うなら、今のところ複勝率33%を誇る中山ほどのインパクトはありませんね」(同)
PICK UP
Ranking
5:30更新- ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは