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天皇賞・秋(G1)ネオリアリズム鞍上に「世界のムーア騎手」来日せず落胆の声……「中山の鬼」A.シュタルケ騎手の「東京実績」は?

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「やはり、ムーア騎手を期待していただけにファンからすれば、それが叶わなかった反動はあるでしょうね。ムーア騎手に遜色ないのは、今年の凱旋門賞を勝ったL.デットーリ騎手、もしくは日本で人気が高い香港No,1のJ.モレイラ騎手くらいのものです。

 例え、武豊騎手やC.ルメール騎手といった日本のトップ騎手が代役に指名されても、不満は出ると思いますよ」(競馬ライター)

 しかし、その一方でこと「中山競馬」に関しては、一部のファンから”超一流の評価”を得ているシュタルケ騎手。それもそのはずで、ここまで日本で上げた重賞4勝の内、3勝が中山での勝利。特に今春のニュージーランドT(G2)では12番人気のジョーストリクトリを勝利に導いており、その手腕が高く評価されている。

 実際にコース別の成績でも勝率、連対率、複勝率ともに中山で最も良績を収めており、単勝回収率153%は、まさに「中山の鬼」といえるほどの巧者ぶりだ。

 しかし、今回は同じ関東でも参戦するのは「東京」の天皇賞・秋。シュタルケ騎手の東京実績は、どの程度なのだろうか。

「以前からジャパンCなどのスポット的な参戦で騎乗していますが、短期免許で本格的に乗り始めた2013年以降。49回騎乗して、3勝2着5回3着4回。複勝率24%は、外国人騎手としては『まあまあ』といったところでしょうか。

 ただ、来日する時期的な問題もあって、それぞれ100回を超える阪神や中山に比べると50回に満たない騎乗数なので、これだけで判断するのは早計かと。強いて言うなら、今のところ複勝率33%を誇る中山ほどのインパクトはありませんね」(同)

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