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C.ルメール騎手が「1日7勝」の大爆発!ライバル・戸崎圭太騎手の地元で「直接対決」を制しリーディング独走

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「大きなレースを勝つことよりも、リーディングを獲ることを重視している戸崎騎手がなかなか関西に遠征しないことに賛否両論が集まっていますが、こうしてライバルに関東に来られ、”直接対決”を強いられると途端に厳しい状況になりますね……。

ここからは関東圏のG1もどんどん開催されますし、戸崎騎手にしてみれば『懸念していたことが現実になった』という感じでしょうか。

戸崎騎手にとって最も不味いといえるのが、地元関東の”援護”がほぼないことですね。この日、7勝を上げたルメール騎手ですが、騎乗しているのはほぼ関東馬。つまり、関東の中でもルメール→戸崎という、序列のようなものが出来上がってしまっているということ。単純な1番人気の数でも戸崎騎手が3度に対して、ルメール騎手は7度。騎手人気も当然ですが、これは厳しいですよ」(競馬ライター)

 これで7勝差を付けられてしまった戸崎騎手だが、”悪夢”はまだ終わらない。29日には天皇賞・秋(G1)が開催され、ルメール騎手が引き続き東京で騎乗するからだ。

 さらにこの日は、3勝差に迫られたリーディング3位のM.デムーロ騎手も東京に参戦。この影響もあってか、戸崎騎手は騎乗馬の確保にさえ苦戦している状況だ。ルメール騎手が10鞍騎乗することに対して、地元のアドバンテージがあるはずの戸崎騎手は6鞍。どんなに優れた騎手でも、レースに騎乗しなければノーチャンスなのは、述べるまでもないだろう。

 先日、人気ポータルサイト『競馬ラボ』内のインタビューで「リーディングなのにG1を勝ってない」という意見に対して「G1だから勝ちたい?いや、一つのレースとして一緒ですよね。やることも同じですし」と気丈に持論を語っていた戸崎騎手。

 大レースでの騎乗を犠牲にしてでもリーディングの獲得に拘ってきた3年連続最多勝男が、ついに”指定席”を手放す時が来たのだろうか。JRAの”黒船”ルメール騎手の勢いが止まらない。

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