GJ > 競馬ニュース > C.ルメール「大誤算」  > 2ページ目
NEW

C.ルメール「大誤算」の秋!? 武豊絶好調と度重なる不運でレイデオロら「最強の布陣」が崩壊の危機……

【この記事のキーワード】, ,

 失意のまま帰国したルメール騎手だったが、秋華賞を目指すはずだったアドマイヤミヤビが屈腱炎で引退。さらには毎日王冠(G2)で期待のソウルスターリングが、1番人気ながらチグハグな競馬で完敗。次週の府中牝馬(G2)に参戦したヴィブロスも、クロコスミアにまんまと逃げ切りを許してしまう。

 そんな中、急遽コンビを組むことになったディアドラで秋華賞を勝てたのは、アクシデント続きだったルメール騎手にとって、まさに不幸中の幸いだったといえるだろう。

 だが、ここから気を取り直して巻き返したいルメール騎手の前に、1人の男が立ち塞がった。秋のG1戦線到来と共に調子を上げてきた武豊騎手だ。

 まず”直接対決”となったマイルCSの行方を占う富士S(G3)でイスラボニータが、武豊騎手のエアスピネルに完敗。本馬の前走の札幌記念ではルメール騎手自身が手綱を執り、「2000mは長い」とマイル路線に戻るようにアドバイスしていただけに、何とも複雑な敗戦となってしまった。

 さらに、トライアルのセントライト記念(G2)で敗戦し「2冠達成」の雲行きが怪しくなっていた皐月賞馬アルアインが、菊花賞で見せ場なく惨敗。この辺りから、ルメール騎手にとって、週末の雨続きが小さくはない”逆流”の要因となっていた。

 もはや”逆境”のど真ん中にいるルメール騎手にとって、アルテミスS(G3)の1番人気トーセンブレスで敗れたことなど、些細なことなのかもしれない。翌日の天皇賞・秋ではソウルスターリングが、完全復活した武豊騎手のキタサンブラックの前に成す術もなく敗れている。

 そして、週末に地方競馬の祭典JBC開催が控えている今週、ルメール騎手の元にまたも悲報が舞い込む。

 今度はJBCレディスクラシック(G1)に出走予定だったクイーンマンボが、挫石で回避してしまうことに……前哨戦のレディスプレリュード(G2)では女王ホワイトフーガを8馬身ぶっちぎり、今回は「確勝級」とまで言われていただけに、よもやのアクシデントとなった。

C.ルメール「大誤算」の秋!? 武豊絶好調と度重なる不運でレイデオロら「最強の布陣」が崩壊の危機……のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
  2. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  3. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  4. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  5. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  6. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  7. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  10. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは