GJ > 競馬ニュース > 2年連続「キセキ」が?  > 2ページ目
NEW

香港ヴァーズで2年連続「キセキ」が起こる!? 打倒ハイランドリールへ陣営がM.デムーロ騎手に「絶対に伝えておきたい情報」とは

【この記事のキーワード】, ,

 最後の直線でも、C.ルメール騎手のエスコートでスムーズに先頭へ躍り出たレイデオロに対して、キセキは前が壁になるシーンも。ようやく馬群から抜け出したときには、すでに決定的な差をつけられていた。

「凄くいい脚でした。しかし、4コーナーから直線でスムーズなレースができず、逆にクリストフ(ルメール)の馬(レイデオロ)は非常にスムーズだったため、その差が出た。しょうがないですね」

 実力未知数の上がり馬がしっかりと本番への切符を手に入れたにもかかわらず、デムーロ騎手の悔しそうな表情が印象的なレース。その理由は後の菊花賞で証明されるが、レイデオロとの「世代No.1」を懸けた戦いは来年に持ち越しとなった。

 だが、その一方で名実の「名」の方は、まだチャンスが残っている。JRA賞「最優秀3歳牡馬」の座だ。

 現在の筆頭候補は当然ダービー馬のレイデオロで間違いない。だが、仮にキセキが香港ヴァーズで世界の強豪相手に勝利を収めれば、一気にわからなくなる。直接対決ではライバルに軍配が上がったとしても、G1勝ち数はこちらが上。「ジャパンCの2着」と「香港ヴァーズの1着」が、どう比較されるのかは非常に興味深い議論を呼びそうだ。

 ただ、レイデオロに一矢報いるための壁は決して低くない。強豪が集った香港ヴァーズには、世界有数のトップホースの1頭に数えられるハイランドリールが出走を予定しているからだ。

香港ヴァーズで2年連続「キセキ」が起こる!? 打倒ハイランドリールへ陣営がM.デムーロ騎手に「絶対に伝えておきたい情報」とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA福永祐一が語ったM.デムーロ「致命的トラウマ」。オークス(G1)1番人気サークルオブライフ12着大敗に「これがあるから軸にできない」
  2. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. JRAファン感でルメール騎手が「ブチギレ」!? フランス語でまくし立て後輩騎手を”ガラス瓶”で殴打!顔面蒼白デムーロ騎手「ウソでしょ……」
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 毎日王冠(G2)リアルスティール「使い捨て」に調教師が激怒!? 「スキャンダル王」デムーロの指示無視に「いくらなんでも……」
  7. JRAデムーロ「サートゥルナーリア交代」の裏に「究極の選択」? あの名物オーナー馬との関係
  8. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  9. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  10. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬