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ソシアルクラブ「母娘三代制覇」へ出撃! 阪神JFの「運命」に導かれ、”最強の血”を覚醒させる鞍上も確保?

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 やはり「運命」は、この馬に味方しているのだろうか。

 10日の2歳女王決定戦・阪神ジュべナイルフィリーズ(G1)の出走18頭が出揃った。札幌2歳Sを制したロックディスタウン、関係者からも高い評価を得るラッキーライラックあたりがレースの中心となりそうだが……。

 1勝馬たちがひしめいた「抽選馬」の中にも気になる馬が。2008年の同レースを大外一気で圧勝したブエナビスタの仔ソシアルクラブである。

 ソシアルクラブはデビュー戦を後方から大外一気の末脚で快勝。出遅れな上に道中の折り合いもイマイチ(騎手のせいにも見える)と課題は複数出たが、最後の最後での豪脚は母譲りといったところか。全姉であるコロナシオンも似たようなレースで新馬戦を快勝したがその後鳴かず飛ばずという点から、心配の声も多く出ているが……。

 ただ、やはりしっかり抽選を通過してG1にこぎつけるあたりはまさに「血のなせる業」のように思えてならない。母ブエナビスタ、その妹であるジョワドヴィーヴルも抽選でこのレースに出走を叶え、そして圧倒的な強さで勝利している。祖母ビワハイジから続く「2歳女王一族」としての”関門”をまずは超えたということだ。

 こうなると、俄然その走りに注目が集まるというもの。今年は昨年のソウルスターリングのような抜けた存在がおらず「勝ちそうな気がする」「伝説の始まり」と期待の声が続出。ビワハイジからこのレースに出走すれば無敗の一族であり「同一G1母娘3代制覇」という大偉業もかかっている。

 しかし、今週は前回勝利を収めた岩田康誠騎手ではなく、福永祐一騎手が騎乗。鞍上変更には不安の声が出てもおかしくはないが……。

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