GJ > 競馬ニュース > 【有馬記念(G1)展望】  > 3ページ目
NEW

【有馬記念(G1)展望】キタサンブラック「最終決戦」に最強ライバルが集結!競馬界の次代を担う「4強」対決を制するのは……

【この記事のキーワード】, ,

シュヴァルグラン(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)

【有馬記念(G1)展望】キタサンブラック「最終決戦」に最強ライバルが集結!競馬界の次代を担う「4強」対決を制するのは......の画像4

ファン投票数:66,102票 第5位
今年度の主な勝ち鞍:ジャパンC(G1)

 シュヴァルグランにとってのキタサンブラックは、まさに追いかけるべき背中であった。昨年の阪神大賞典(G2)で重賞初制覇を飾り「最大の上がり馬」として挑んだ初G1、天皇賞・春でキタサンブラックと初対戦。だが、一度も並び掛けることもできずに敗戦した。

 さらに今年の天皇賞・春では、前走で完敗したサトノダイヤモンドに先着する渾身の走りを見せるも、キタサンブラックの”背中”は遥か前方。世界レコードで3200mを走破され、絶対の自信持つ長丁場で完膚なきまでに叩きのめされた。

 そんな中、シュヴァルグランが王者キタサンブラックを上回っているものが晩成の成長力だった。

 それはキタサンブラックが3歳春のクラシックから一線級で走り続け、秋には菊花賞馬に輝いた一方、シュヴァルグランはクラシック出走の壁にぶつかり、下積みのまま3歳シーズンを終えたことからも明らか。同世代ではあったが、2頭の間には確かな成長曲線のズレがあった。

 そして、これまで交わることのなかった2頭の曲線が交わったのが、前走のジャパンCだ。5番手に付ける積極策に出たシュヴァルグランは、最後の直線でキタサンブラックの背中をついに捉えた。待っていたのは悲願のG1初制覇であり、現役馬の頂だった。

 有馬記念は父ハーツクライが、やはり王者のディープインパクトを下し、現役馬の頂点に立った舞台。一度掴んだ王者の椅子を、簡単に手放すわけにはいかない。再びキタサンブラックを破り、最強の証明をしてみせる。

スワーヴリチャード(牡3歳、栗東・庄野靖志厩舎)

【有馬記念(G1)展望】キタサンブラック「最終決戦」に最強ライバルが集結!競馬界の次代を担う「4強」対決を制するのは......の画像5スワーヴリチャード(競馬つらつらより)

ファン投票数:28,242票 第16位
今年度の主な勝ち鞍:アルゼンチン共和国杯(G2)、共同通信杯(G3)

 頂きの姿は、すでにはっきりと見えている。この秋、旋風を巻き起こしている「強い3歳馬」を代表して、スワーヴリチャードがクリスマス・イブの決戦に「世代交代」の鐘を鳴らしに行く。

 今春の日本ダービー(G1)で3/4馬身だけ前を走っていたレイデオロが、ジャパンCで勝ったシュヴァルグランに食い下がり、キタサンブラックを破る2着。それだけを見ても本馬の力が、この頂上決戦でも通用することは明らか。

【有馬記念(G1)展望】キタサンブラック「最終決戦」に最強ライバルが集結!競馬界の次代を担う「4強」対決を制するのは……のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  2. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!