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JRA岩田康誠騎手「地獄」スランプを語る。重賞勝ち「13」→「0」に終わった2016年を振り返るも「感覚派」の”珍回答”に呆然?

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JRA岩田康誠騎手「地獄」スランプを語る。重賞勝ち「13」→「0」に終わった2016年を振り返るも「感覚派」の珍回答に呆然?の画像1

 今年も年の瀬を迎え、競馬も有馬記念だけを……もとい、ホープフルSと2つのG1を残すのみとなったが、この秋はまさに「デムーロ騎手の秋」といえるほど、M.デムーロ騎手の活躍が目立ったシーズンだった。

 そんなデムーロ騎手は、今週末の有馬記念で年間G1・7勝目という前人未到の記録が期待されている。現在は年間6勝の最多タイ記録だが、これでも武豊騎手らわずか数名の名手しか達成していない大記録。トップジョッキーが複数の現役最強クラスの名馬と出会った上、年間を通じて「運」にも味方恵まれないと、到底到達できない領域だ。

 今から5年前の2012年。年間を通じて競馬界を牽引し、そんな大記録に肩を並べた男がいた。園田競馬のトップジョッキーとして、JRAに移籍してから6年目を迎えた岩田康誠騎手だ。

 この年の岩田騎手が出会いを果たしたのは、史上4頭目の3冠牝馬に輝いたジェンティルドンナ。桜花賞、オークス(鞍上は川田将雅騎手)、秋華賞の牝馬3冠に加え、ジャパンCでは当時の現役最強馬オルフェーヴルを退けて優勝するなど、G1・4勝を達成した。

 岩田騎手は他にもディープブリランテで日本ダービーを制し、スプリンターズSでは後の歴史的名馬となるロードカナロアに騎乗して初タイトルを獲得するなど、まさに絶頂期。この年には2年連続となるリーディングにも輝いており、移籍した翌年から8年連続でJRAのG1を勝つなど、大舞台で頼れる勝負強い騎手としてファンにも認識されていた。

 しかし、そんな快進撃を続けていた岩田騎手に突如として「大スランプ」がやってこようとは、誰が予測できただろうか……。

「原因は、よく分かりません」

 18日に発売された『週刊ギャロップ』(サンケイスポーツ)の紙面にて、発端となった2015年当時をそう振り返っている岩田騎手。

 それもそのはずだ。この年の岩田騎手は、まさに絶好調。今年重賞を勝ちまくっているデムーロ騎手が現在18勝であることに対して、当時の岩田騎手は9月を迎えた段階で13勝。武豊騎手が持つ年間最多重賞記録さえ視野に入っているような状況だった。

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