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4月を迎え春のG1シーズンが本格化するにつれ、武豊騎手の手腕はますます冴え渡る。
まずは、今年からG1昇格を果たした大阪杯(G1)をキタサンブラックで貫禄勝ち。昨年、初コンビで敗れた舞台でリベンジを果たすと、翌週の桜花賞(G1)でもリスグラシューで2着に奮戦。女王ソウルスターリングが敗れる波乱の決着の中で、存在感を見せつけた。
ただ、それら以上に武豊騎手の手腕が絶賛されたのが、ダンビュライトで挑んだ皐月賞(G1)だ。結果は4着と惜しくも馬券に絡めなかったものの、12番人気の伏兵ながら本命ファンディーナに競り掛ける積極的な競馬に、レース後はファンやメディアから大きな称賛が集まった。
その一方で、公式サイト内では相変わらずの”天然ぶりを発揮。
キタサンブラックで大阪杯を制した際は「新設のG1の1回目を勝つことができて、再びG1コンプリートにリーチをかけることができました。またいつ増やされるかわかったものではありませんから、早いうちに残る一マス(朝日杯FS)を埋めておきたいものです」と、同じく今年から新設されたホープフルSの存在を完全に失念したような発言。創設当初から反対意見の多かったホープフルSだったが、競馬の第一人者にまで忘れられてはJRAも形無しだろう……。
5月、6月編 最強馬キタサンブラック「天国」から「地獄」へ……
5月には、キタサンブラックとサトノダイヤモンドが天皇賞・春で激突。昨年の有馬記念以来となった「新旧王者対決」は、かつてメジロマックイーンとトウカイテイオーがこの天皇賞・春で繰り広げた「世紀の一戦」の再現として大きな注目を集めた。
結果は武豊騎手とキタサンブラックが、ディープインパクトのレコードを更新する圧勝。この勝利はキタサンブラックの現役最強を証明すると共に、本馬が歴史的名馬として広くファンに認められた一戦でもあった。
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