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JRA2歳女王ラッキーライラックの「逆転候補」はアノ超大物!? 混戦の牝馬クラシック路線にファンディーナの再来なるか?

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 2頭ともラッキーライラックと同じく直線の長いマイル戦で結果を残し、阪神ジュベナイルFでも上位人気に推されていたことからも、似たような舞台が続く桜花賞まで大きく崩れることはなさそうだ。

 また、リリーノーブルの父ルーラーシップは、初年度産駒から菊花賞馬のキセキや皐月賞3着のダンビュライトが活躍するなど距離が伸びて良さそうな種牡馬。2012年の桜花賞馬アユサンの全妹マウレアも、姉はオークスでも4着に善戦。2頭ともオークスで不安が少ないことは大きい。まだまだ混戦模様の牝馬クラシック路線だが、蓋を開けてみれば昨年同様……という形も十分にあり得るはずだ。

ベルーガ(栗東・中内田充正厩舎)

血統:キンシャサノキセキ×Kris S.
戦績:2戦2勝
主な勝ち鞍:ファンタジーS(G3)

「間に合えば」という条件付きながら、逆転候補の筆頭としてファンタジーSの勝ち馬ベルーガを挙げておきたい。ここまで2戦2勝、後方からの強烈な末脚はすでに世代トップクラスという声もある。阪神ジュベナイルFでも有力視されていたが、残念ながら現在は骨折で戦線を離脱している。

 イメージが被るのは1999年の桜花賞馬プリモディーネか。本馬も高い素質を持ちながら、ファンタジーS勝利後に故障発生。しかし、3歳春には戦線に復帰して桜花賞を勝った。本馬の場合、父がキンシャサノキセキということもあり、勝負は桜花賞。未だ全治等は発表されていないが、なんとか間に合ってほしい逸材だ。

エリスライト(美浦・久保田貴士厩舎)

血統:ディープインパクト×エルコンドルパサー
戦績:1戦1勝

 桜花賞よりもオークスで見てみたいのが、2016年に牝馬ながら宝塚記念(G1)を制覇したマリアライト全妹エリスライトだ。昨年12月のデビュー戦では2000mを5馬身差の圧勝。陣営からは「まだまだ幼い」という声もあり、成長が待たれるところだが、早くも非凡な素質を見せている。マイル戦はやや忙しそうだが、順調に行けばオークスや秋華賞で戦線に絡んで来そうな大物だ。

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