真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.01.10 14:40

「ジャパンCは夢」生涯最後の騎乗を日本で迎えたイタリア人騎手が、JRAと「失われた国際レース」に遺したもの
編集部
4日、ドイツ競馬で活躍していたイタリア人のダニエレ・ポルク騎手が、がんにより34歳の若さで亡くなった。
葬儀は8日、ミラノでしめやかに営まれ、各国で騎手たちが喪章をつけて騎乗するなど、哀悼の思いが欧州競馬に広がっている。
そんな中、「サンスポ」がポルク騎手の「秘話」を語り、話題になっている。
ポルク騎手の生涯最後の騎乗は、昨年のジャパンC。イキートスに騎乗し15着だった。実はポルク騎手はジャパンCを「子供の頃からの夢のひとつ」としていたようで、強い希望から騎乗に至ったようだ。
亡くなったのが今月であることを考えれば、ジャパンC時点ですでに体調が悪かった可能性も高い。それでもジャパンCへの強い思いで騎乗したポルク騎手の意志に、日本の競馬ファンからも「うれしいし、それ以上に悲しい」「命がけで乗りに来てくれたんだ」「意志が強い」「日本での騎乗を特別なものと思ってくれるなんて……」と悲しみと敬意のコメントが殺到している。
その早すぎる死はあまりにも悲しい。しかし、ポルク騎手は日本競馬に大きなものを残してくれた。いまだジャパンCを「憧れ」とする外国人ホースマンがいるということである。
PICK UP
Ranking
17:30更新「最強マイラー」に降りかかった予想外の火の粉…「名義貸し」の発覚したオーナーは馬主資格をはく奪、不運の名馬トロットサンダー【競馬クロニクル 第41回】
JRA宝塚記念(G1)横山典弘「息子愛」でタイトルホルダー救った!? 好アシストに陣営からも感謝の声、横山和生が「最大のピンチ」を脱した裏側
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA今村聖奈「大ブレイク」の陰で悲痛な叫び。「何のために騎手になったのか」乗鞍激減、レース開催日に”お留守番”続出
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- JRAイチの「豪快王」小島太列伝。愛人、酒席トラブルあっても名騎手、名調教師の生き様に曇りなし