【スプリングS(G2)展望】世代の実力者ステルヴィオ&モーリスの全弟ルーカス……スター候補が続々集結 !!
国内外でG1を6勝したモーリスの全弟ルーカス(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎)も有力な1頭だ。
注目された新馬戦は四角手前からのまくりで先頭に立ち、そのままねじ伏せる圧巻の内容。1分50秒6という、過去8年の札幌競馬場・新馬戦における最速タイムでの完勝だった。
続く東京スポーツ杯2歳S(G3)はスタートで出遅れてしまい2着、2000mという距離が厳しかった印象のホープフルS(G1)は6着と敗れているが、どちらも敗因は明らか。距離短縮となるココでの巻き返しに期待したい。
共同通信杯(G3)2着馬サトノソルタス(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎)にもチャンスはある。
新馬戦で勝利し放牧に出されていた本馬。キャリア1戦での重賞挑戦、間隔が空いた点を不安視する声もあったが、持ち味であるキレを発揮させ堂々の2着入線とレースセンスと完成度の高さを証明した。ココでも能力を発揮できれば、馬券圏内もあり得るだろう。