GJ > 競馬ニュース > 「2億8000万」が輝く!?  > 2ページ目
NEW

ディープインパクト産「2億8000万」が輝く!? 青葉賞(G2)スーパーフェザーの「期待」と「不安」の間


 こういうデータもある。ここ3年連続、アザレア賞を勝利している馬が青葉賞を勝っている。2年連続だがディープインパクト産駒が来ているのも心強い。

 しかし、すべて良いわけではなく、血統的な指摘をする者もいる。

「スーパーフェザーに気になる点があります。この青葉賞に登録してきたディープインパクト産駒を見ると、1頭以外すべて母親が米国系牝馬です。スーパーフェザーもそうなんですが、母の父がデピュティミニスターで、フレンチデピュティのお父さん、クロフネのお爺さんでもあります。この血統とディープを交配した馬には、追い込んでも最後キレ負けしてしまう馬がいます。名前を出して悪いですが、ステファノスとか。馬場問わず大一番には強いのですが2着、3着で取りこぼす、そんなイメージ。スーパーフェザーもそういう面が出ないとは限りません。逆に言えば、ここを末脚がキレて勝つようなら、夢が膨らみますね」(競馬記者)

 百頭中百頭が同じ結果に成り得ない血統の話をすればキリが無くなってしまうのだが、競馬に絶対はないので過信は禁物である。しかし、その禁を破ってでも、このディープインパクト産駒には魅力を感じるものがある。なによりダービートレーナーである友道調教師のコメントが、それを表している。

「(スーパーフェザーには)オーラを感じるというか、馬体から見える雰囲気がありますよね。(中略)ようやく良くなってきて、本当にダービーに出したい馬の一頭です」

 ダービーは運を持つ馬が勝つレース。名トレーナーが自信を持って送り出すスーパーフェザーを、青葉賞の軸にするのも一つの選択肢といえそうだ。

ディープインパクト産「2億8000万」が輝く!? 青葉賞(G2)スーパーフェザーの「期待」と「不安」の間のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  5. JRA「年度代表馬」史上最大のねじれ決着!? スペシャルウィーク白井元調教師らが”怒りの声”を上げたJRA賞の舞台裏
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  8. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  9. 東京競馬場に約20万人が殺到!? 朝6時からの大行列、怒号飛び交う陣取り合戦、そして…競馬が最も熱い時代、歴代最多入場者を記録した当時の記憶
  10. 今の競馬ファンは「ハズレ馬券」を投げ捨てない? 競馬場から姿を消した「敗者の断末魔」と感情のままに宙を舞い続けた「ハズレ馬券」の現在