GJ > 競馬ニュース > エポカドーロ「狂気の血」  > 2ページ目
NEW

日本ダービー(G1)エポカドーロ「狂気の血」が常識を覆す!? 最強調教師「皐月賞向き」断言も東京2400mで「覚醒」できる理由


 ここまで5戦3勝。重賞初制覇が皐月賞であり、他にも小倉のあすなろ賞(500万下)で後の青葉賞(G2)3着馬スーパーフェザーに3馬身半差をつけたり、スプリングS(G2)2着という戦績が示す通り、ここまでは如何にも東京2400mで厳しい戦いを強いられそうな、典型的な小回り巧者の様相だ。

 そんなエポカドーロだが、またエイシンフラッシュの時のように想像を絶する”藤原マジック”があるのだろうか。

「少なくともエイシンフラッシュの時とは違って、藤原調教師はエポカドーロのことを『皐月賞向き』と評しているね。

それはこれまでの『過程』を振り返っても明らかで、1月21日にようやく未勝利を勝ち上がったばかりの本馬が2月、3月とレースを使って、そのまま4月の皐月賞に出走したのは明らかに強行軍。ちなみに皐月賞からの直行組で、今年5戦目になるのはエポカドーロだけだね。

ただ、陣営が本馬を『皐月賞向き』と判断していたからこそ、例えこの後疲れが出てダービーに出られなくとも、皐月賞には絶対参戦したかったんだろうね。当然、仕上がりは100%だったし、実際に皐月賞の後は疲れが出て、一時はダービー回避の選択肢もあったみたいだよ」(競馬記者)

 確かに、23日に行われた日本ダービーの共同記者会見の席で、藤原調教師は「(1月の)未勝利戦を勝った時から、皐月賞というのはずっと頭にありました」とコメント。皐月賞を「最大の目標」と語り、見事勝利したことに関しても「狙い通りにいい結果が出たな、ということで安堵した」と語っている。

「会見の藤原調教師は終始笑顔が目立っていましたし、他のライバル陣営と比較してもリラックスしていたのが印象的でした。そういった意味では、エポカドーロにとっての日本ダービーは『任務』を終えた先にある”ボーナスステージ”のようなものなのかもしれません。

ただ、少なくとも慎重に状態を見極めて出走に踏み切った分、状態面はいいですね。陣営もこの馬の回復力に驚いていましたが、皐月賞時と比較しても見劣らないと思います。皐月賞馬らしい充実ぶりを見せていますよ」(競馬ライター)

日本ダービー(G1)エポカドーロ「狂気の血」が常識を覆す!? 最強調教師「皐月賞向き」断言も東京2400mで「覚醒」できる理由のページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
  2. 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
  3. JRA幸英明「大活躍」は「アレの抑制」だった!? 競馬界きっての「愛され男」が手に入れた「感覚」と境地
  4. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  5. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  6. 母の全兄は「G1優勝」の現役種牡馬! 新進気鋭のオーナーがJRA新馬戦初V
  7. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  8. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  9. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  10. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇