真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.05.28 08:29
JRA石橋脩騎手の「ダノン潰し」に称賛の声! 日本ダービー16番人気の激走「大波乱」の立役者が”屈辱”のオークスを乗り越え「殊勲」の3着
編集部
「1番人気のダノンプレミアムを終始マークする形で、最後の直線では内から抜け出そうとしたところを外から馬体を併せに行って、本命馬を相当厳しく攻めた騎乗が光っていましたね。結果的にダノンプレミアムは進路を失って前に行く機会を逃していますし、それで3着とタイム差なしの6着だったことを考えると、スムーズなら3着はこの馬だった可能性が高そうです。
最近はG1でも本命馬が内からスルスル……といった周囲の騎手の『甘い騎乗』がファンから指摘されることが目立っていましたが、ちゃんと手応えもあって厳しく進路を主張した今回の石橋騎手の騎乗は評価されるべきだと思います。逆にダノンプレミアムの川田騎手も、そういったリスクを覚悟してインに拘ったわけですから。ただ、ダービーで本命馬が敗れる敗因を作った騎乗だけに、レース直後は馬券が外れたファンからの感情的な声も多かったですね」(競馬ライター)
確かに、レース直後はネット上でも批判的な意見も見られたが、その一方で「これは石橋騎手の超ファインプレー」「石橋脩騎手が上手過ぎた」「バシシュー(石橋脩騎手)、さすがだわ」といった石橋騎手の騎乗を評価する声も多数見られた。
昨年12月の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)をラッキーライラックで制し、自身にとって2010年の天皇賞・春以来のG1勝利を上げた石橋騎手。自己ベストとなる67勝を上げ、飛躍の1年となった。
ただ、2歳女王となったラッキーライラックとのコンビでは、G1制覇した直後から「いつ降ろされるのか?」ということが話題に。しかし、そんな声に反発するような石橋騎手の今年の大舞台での活躍ぶりは目を見張るものがある。
重賞制覇こそラッキーライラックのチューリップ賞(G2)だけだが、今年はキャンベルジュニアとのコンビでダービー卿チャレンジT(G3)を6番人気2着、京王杯SC(G2)も7番人気で2着。牡馬クラシック戦線でも、青葉賞(G2)を7番人気のエタリオウで2着してダービー切符を掴ませるなど存在感を発揮。
PICK UP
Ranking
5:30更新- ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは