GJ > 競馬ニュース > サートゥルナーリア  > 2ページ目
NEW

JRAクラシック候補サートゥルナーリア「札幌2歳S(G3)」参戦へ……デビュー戦で見えた「圧倒的資質」と課題

【この記事のキーワード】, ,

 しかし、良いところばかりではない。道中でウォーターエデンに交わされた時、そして最後の直線でゴーサインを出してもなかなか闘志に火が点かない時、真剣に走っていないようなジリっぽさも感じた。M.デムーロ騎手が「うまく乗れなかったが」と語っていたのは、そのあたりの事かもしれない。

 ただ、厩舎関係者は「道中我慢できたのは先に繋がる」と語り、もともと前向きな血統で制御するのが大変であり、それだけに気に留めていないようだ。

 さて、この馬の次走であるが、「ガムシャラに行く感じではないし、距離が延びても大丈夫そう」(厩舎関係者)なので、夏を回避して9/1の札幌2歳S(G3)を目指す予定。「距離は伸びても大丈夫だと思う」とM.デムーロ騎手の言葉もあり、陣営に不安はない。なお、それに向けて6/14より放牧に出されるという。

 ここを勝つようであれば、12月の朝日杯FS(G1)か、ホープフルS(G1)を使うようである。

 このまま順調にいけば兄弟馬のようなスケールの大きさを引き継いで、結果を出していくものと思われるサートゥルナーリア。非常に楽しみな逸材である。

JRAクラシック候補サートゥルナーリア「札幌2歳S(G3)」参戦へ……デビュー戦で見えた「圧倒的資質」と課題のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  3. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  4. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. JRA「パワハラ裁判」木村哲也調教師が復帰。大塚海渡騎手への暴言、暴力行為による調教停止処分から約3か月…若手実力派調教師の汚名返上に期待
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. 天才の息子・福永祐一は何故「天才」と呼ばれないのか? 「漁夫の利」に集約されたシュヴァルグランでの「決意」に落胆
  9. JRA種牡馬フィエールマン「二軍スタート」の冷遇に疑問の声……実績はコントレイルに次ぐNo.2も問われる「3000m級」G1の価値
  10. 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話