JRA「菊花賞有力」へ!? 3連勝レイエンダ強烈な強さも、気になるルメール動向と秋動向
スポニチによると、レース後ルメール騎手は「素晴らしい競馬。いいスタートを切って、いいポジション。馬がとてもリラックスしていて、息も良く入っていた。凄くいい馬。まだまだ良くなるし、重賞も絶対に獲れる」と絶賛。藤沢調教師は「次走はセントライト記念(9月17日、中山)に行きます。いつかはお兄ちゃん(レイデオロ)と一緒に走らせたい」とのこと。
レイエンダはセントライト記念を勝てるのか。セントライト記念後、どこに行くのか。まずは菊花賞か、レイデオロが出走を予定する天皇賞なのか、ジャパンカップなのか、有馬記念なのか。その際、ルメール騎手はどちらに乗るのか。おまけに、ぶっつけでの秋華賞出走が表明されたアーモンドアイが年内にもう一戦するとなると、ルメール騎手の動向はもっとややこしくなる。
レイエンダ(および藤沢調教師とルメール騎手)は、競馬ファンにとって興味の尽きない秋を提供してくれる。
まだまだ先の話になってしまうが、レイデオロとレイエンダが日本で種牡馬になった場合、ロードカナロアやルーラーシップと同様、サンデーサイレンスがまったく入っていないという強みがある。
ただ、レイデオロとレイエンダの3代母はウインドインハーヘア。ディープインパクトの母がウインドインハーヘアなので、レイデオロとレイエンダにディープ牝馬をつけようという生産者は多くないだろう。これもまた競馬の面白いところだ。
なお、レイデオロとレイエンダの半弟ソルドラード(父ロードカナロア、藤沢厩舎)は、8月4日新潟でのデビュー予定が報道されている。