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JRA「キタサンブラック彷彿?」日本ダービー候補登場! 姉の無念を晴らせるか

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 評判馬のホウオウサーベル(牡2歳、美浦・奥村武厩舎)が、8月11日の新潟競馬場5R新馬戦芝1,800mに出走し、2着馬に3・1/2馬身差をつけ、デビュー戦を鮮やかな勝利で飾った。

 流石は評判馬のデビュー戦だった。スタートも素晴らしく、鞍上のM.デムーロが少しだけ気合をつけてスッと前団につけると、道中は3番手で追走。馬なりで直線半ばまで行き、そこから見せムチを使い追い出すと、重さを感じさせながらもグイグイと伸び、他馬を引き離し勝利した。エンジンそのものが違うようだ。他馬が3F34秒台〜35秒台の上がりに対し、同馬は3F33.8。一見、スピードが出ているようには見えないのところは、あのキタサンブラックすら彷彿とさせるものがある。

 ホウオウサーベルは、2017年のセレクトセールで、小笹芳央氏が1億4,580万円で落札したハーツクライ産駒の牡。本馬の母は仏国産馬のバランセラで、2016年のオークス3着馬のビッシュを輩出している。同馬は6番子。

 姉のビッシュは410kg台とかなり小柄だったが、父がディープインパクトからハーツクライに変わり、ホウオウサーベルは470kg台でのデビューとなった。本馬のレースを見ても父が変わって馬格と重厚さが出たように思える。日本では馴染みのない血統の母系だが、Lyphardの4×5のクロスがある。ジェンティルドンナ、ディープブリランテ、スピルバーグ、トーセンラー、そしてキタサンブラックなど、Lyphardのクロスを持つ馬は時として、大物を輩出する。

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