真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.07.03 07:37
福永祐一騎手が9頭立て3番手でまさかの「ドン詰まり」武豊騎手とM.デムーロ騎手に「してやられた」単勝1.7倍の惨敗劇
編集部
前をただ一頭の逃げ馬タガノエスプレッソに遮られ、内側にはラチがあり、外から武豊騎手騎乗のグァンチャーレに被せられる。レースは結局、タガノエスプレッソがそのまま逃げ切り、グァンチャーレが2着。まさに前が止まらない「開幕週の馬場」を考慮した名手2人のワン・ツーゴールである。
今年の2月に、今回と同じ1600万下の条件レースを3馬身以上の差で快勝した実績のあるキャンベルジュニアは、連対すら確保できなかった。競馬に”ドン詰まり”は付き物だが、まさか9頭立てのレースを3番手で進む馬でお目に掛かれるとは……言葉を失うばかりである。
そんな筆者とは対照的に、言葉を失うどころか”炎上”したのがキャンベルジュニアの某掲示板だ。ここでは掲載できそうもない、あまりに辛辣なコメントが多かったので内容は割愛する。
だが、福永騎手は宝塚記念(G1)のシュヴァルグランで前の馬を捌ききれずに脚を余して惨敗しており、さらには安田記念(G1)のリアルスティールでは、今回と同じマイルのレースで折り合いを欠いて、やはり大敗している。
今回は、この2つの「目も当てられないレース」が重なったような惨敗劇。好スタートを切りながら無理に抑えて折り合いを欠き、最後の直線ではわずか9頭立てのレースで行き場をなくして、そのままゴール……。
当の本人は先日、自分のコラムで「この春は、思い通りに乗れたかどうかは別として、常に一発を狙って騎乗した自負はある」と綴っており、最近の騎乗に及第点を与えていたが、こんな競馬を見せられては信用するのも無理な話だ。
この春、高松宮記念(G1)を制したビッグアーサー、先述したシュヴァルグランやリアルスティールなど数多くの有力なお手馬を抱えている福永騎手だけに、その手腕に懸かる期待は決して小さなものではない。
今回はデムーロ騎手と武豊騎手に完全に”してやられた”格好となったが、これからも続く争いの中で一つでも多く借りを返してほしいところだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
競馬版『無限の住人』!? 米最高峰の舞台に立った「独眼竜」馬に熱視線も、意外と多い「隻眼の強豪」- 交通事故で乗り合わせたすべての馬が死亡……度重なる危機を奇跡的に乗り越え、最後は年度代表馬に。人知を超えた「奇跡の馬」サンデーサイレンス【前編】
- 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
- 母の全兄は「G1優勝」の現役種牡馬! 新進気鋭のオーナーがJRA新馬戦初V
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?













