GJ > 競馬ニュース > 福永祐一騎手「ドン詰まり」  > 2ページ目
NEW

福永祐一騎手が9頭立て3番手でまさかの「ドン詰まり」武豊騎手とM.デムーロ騎手に「してやられた」単勝1.7倍の惨敗劇

【この記事のキーワード】, ,

 前をただ一頭の逃げ馬タガノエスプレッソに遮られ、内側にはラチがあり、外から武豊騎手騎乗のグァンチャーレに被せられる。レースは結局、タガノエスプレッソがそのまま逃げ切り、グァンチャーレが2着。まさに前が止まらない「開幕週の馬場」を考慮した名手2人のワン・ツーゴールである。

 今年の2月に、今回と同じ1600万下の条件レースを3馬身以上の差で快勝した実績のあるキャンベルジュニアは、連対すら確保できなかった。競馬に”ドン詰まり”は付き物だが、まさか9頭立てのレースを3番手で進む馬でお目に掛かれるとは……言葉を失うばかりである。

 そんな筆者とは対照的に、言葉を失うどころか”炎上”したのがキャンベルジュニアの某掲示板だ。ここでは掲載できそうもない、あまりに辛辣なコメントが多かったので内容は割愛する。

 だが、福永騎手は宝塚記念(G1)のシュヴァルグランで前の馬を捌ききれずに脚を余して惨敗しており、さらには安田記念(G1)のリアルスティールでは、今回と同じマイルのレースで折り合いを欠いて、やはり大敗している。

 今回は、この2つの「目も当てられないレース」が重なったような惨敗劇。好スタートを切りながら無理に抑えて折り合いを欠き、最後の直線ではわずか9頭立てのレースで行き場をなくして、そのままゴール……。

 当の本人は先日、自分のコラムで「この春は、思い通りに乗れたかどうかは別として、常に一発を狙って騎乗した自負はある」と綴っており、最近の騎乗に及第点を与えていたが、こんな競馬を見せられては信用するのも無理な話だ。

 この春、高松宮記念(G1)を制したビッグアーサー、先述したシュヴァルグランやリアルスティールなど数多くの有力なお手馬を抱えている福永騎手だけに、その手腕に懸かる期待は決して小さなものではない。

 今回はデムーロ騎手と武豊騎手に完全に”してやられた”格好となったが、これからも続く争いの中で一つでも多く借りを返してほしいところだ。

福永祐一騎手が9頭立て3番手でまさかの「ドン詰まり」武豊騎手とM.デムーロ騎手に「してやられた」単勝1.7倍の惨敗劇のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. わずか「1頭」の初年度産駒がデビュー戦8馬身差の大楽勝! 突如現れた「後継候補」はサウスヴィグラス希望の光となるか
  2. ゴールドシップ繋養牧場でまた迷惑行為…ビッグレッドファームが来年GWの見学を休止。過去にあった非常識行為と、SNSやYouTubeの無断アップが後を絶たない問題
  3. C.ルメール「単勝1.1倍」7馬身差の圧勝劇に「新しいレモンポップ」の声! G1・2連勝も昨夏「他界」した全兄の分まで…陣営が描く壮大な夢
  4. 「6戦合計40馬身差」“川崎のヤマニンウルス”がついに中央へ殴り込み!? 妹は『ウマ娘』藤田晋オーナーが1億円超で落札の血統馬
  5. 千直女王・藤田菜七子「超高速スタート」で14番人気2着の激走!「すごく頑張ってくれました」不利な内枠を覆して16万馬券演出
  6. 田原成貴「頭がお花畑」安藤勝己「最悪の負け方」元JRA騎手の大物が酷評…大一番で弱点露呈のシュトラウス、有馬記念のT.マーカンドに不安の声?
  7. 【日本ダービー(G1)展望】無敗ジャスティンミラノに死角なし!? 2着2回の戸崎圭太は10度目の挑戦で戴冠なるか
  8. 「6戦合計40馬身差」“川崎のヤマニンウルス”がついに中央へ? 【日本ダービー】「過去20年連対ゼロ」の苦戦でも今年はG1級!?  ドゥラメンテ「最後の大物」出現なるか。「伝説」の最終世代をピックアップ【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
  9. 新種牡馬サートゥルナーリア産駒「超大物候補」がいきなりデビュー!?「名牝シーザリオ伝説」新章へ…注目2歳馬ピックアップ
  10. JRA「3歳賞金王」はジャンタルマンタル、ジャスティンミラノにあらず!? 日本不在の“裏”賞金王の存在と、新種牡馬サートゥルナーリアが1強にならない異変