GJ > 競馬ニュース > 田辺裕信の気分  > 2ページ目
NEW

JRA田辺裕信「4連勝締め」に称賛の嵐!「東京ではデムルメに勝てないけど……」気分屋ジョッキーが「中山」で燃える理由

【この記事のキーワード】, ,

JRA田辺裕信「4連勝締め」に称賛の嵐!「東京ではデムルメに勝てないけど......」気分屋ジョッキーが「中山」で燃える理由の画像2

 現在も関東リーディングで2位につけるなど、紛れもない関東のトップジョッキーの1人だが、やはりM.デムーロ騎手やC.ルメール騎手といった”トップオブトップ”の馬質には及ばない田辺騎手。当の本人も「東京や新潟は直線が長くて、ごまかしが利かないからルメールやデムーロが乗る馬に対して、能力の足りない馬では太刀打ちできないんですよ」とボヤいているらしい。

 しかし、最後の直線が短く「トリッキー」といわれる中山競馬場なら「コース取りとか、ペースで紛れが起きやすい。なので、ちょっと足りない馬でもチャンスが出てくるんですよね」と目の色を変えているそうだ。

 そんな田辺騎手はこの日の最終レースもスタートからハナに立って主導権を奪うと、そのまま逃げ切り勝利。得意の中山で「騎乗機会4連勝」という最高の形で3日間開催を締めくくっている。

 ただ、こうして大爆発する時もあれば、逆に大きく期待を裏切ってしまうこともある田辺騎手。周囲の関係者によると、かなりの気分屋らしく「東京や新潟だと、ハナからヤル気が感じられない時もチラホラ……」なのだとか。しかし、中山では「乗り方ひとつで変わると思っているから競馬に向かっていく気持ちが違う」とのこと。

 その中山の中でも特筆すべきが、先週のセントライト記念の舞台でもあった「芝2200m」だ。

 これまでG1競走2勝を始め、重賞を28勝している田辺騎手だが「G2」は7勝。実は、その内の5勝が中山であり、さらにその内の4勝が「中山・芝2200m」である。

「中山・芝2200m」といえば、今週のオールカマー(G2)も該当しており、田辺騎手は函館記念(G3)勝利で勢いに乗るエアアンセムに騎乗予定。前走に比べて相手は一気に強くなるが、ここはJRA屈指の「中山巧者」の手腕を買ってみるのも手かもしれない。

JRA田辺裕信「4連勝締め」に称賛の嵐!「東京ではデムルメに勝てないけど……」気分屋ジョッキーが「中山」で燃える理由のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  2. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  3. JRAデムーロ「サートゥルナーリア交代」の裏に「究極の選択」? あの名物オーナー馬との関係
  4. JRA 武豊は信頼度抜群!? 一球入魂ならぬ「一鞍入魂」の信頼度は本当か。川田将雅、横山典弘などトップジョッキーにみる「1日1鞍」限定の“勝負駆け”を探る!
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  8. 2017年競馬「流行語大賞」発表! 浜中俊騎手の「もういいでしょう」を退け『2017競馬・流行語大賞』に選ばれたのは……
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. JRA福永祐一が語ったM.デムーロ「致命的トラウマ」。オークス(G1)1番人気サークルオブライフ12着大敗に「これがあるから軸にできない」