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2018.10.04 07:49
武豊クリンチャー「ユタカ・マジック」凱旋門賞(G1)で大逆転!? 「奇跡」を起こす4つの要素とライバル
編集部
クリンチャーが敗れたフォワ賞を制したヴァルトガイスト(牡4歳、仏・A.ファーブル厩舎)も、現在4連勝中と波に乗っている。
2歳秋にクリテリウムドサンクルー(G1)で初のG1制覇を飾ったものの、昨年はフランスダービー(G1)で2着など、あと一歩の存在だった本馬。しかし、古馬になってから本格化し、エドゥヴィユ賞(G3)、シャンティ大賞(G2)で連勝を飾ると、サンクルー大賞(G1)でG1初制覇。さらには凱旋門賞の前哨戦となるフォワ賞も制して4連勝を達成している。
他にも英セントレジャー(G1)を勝って本格化の兆しを見せる3歳馬のキューガーデンズ、昨年の凱旋門賞2着馬タリスマニック、ディープインパクト産駒として今年の仏ダービー(G1)を勝ったスタディーオブマンなども注目を集める存在だ。
いずれにせよ、凱旋門賞は4歳牝馬、もしくは3歳馬が圧倒的に強いレース。牡の古馬が世界の頂点を制したのは2007年のディラントーマスが最後と苦戦を強いられている。今年はクリンチャーと武豊騎手の上位進出を願いながらも、エネイブルとシーオブクラスの新旧女王対決を見守ることになりそうだ。
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