真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.10.09 20:18

JRA「復活悲願」サトノダイヤモンドはトンネルを脱したのか、気になる次走こそ「ベスト」と証明?
編集部
ところで、日本のターフを席巻するディープインパクト産駒。実は古馬になって中距離G1勝ちした牡馬産駒というのはスピルバーグ(天皇賞秋)のみ。他はラキシス(エリザベス女王杯)、マリアライト(エリザベス女王杯・宝塚記念)、ショウナンパンドラ(ジャパンC)、ジェンティルドンナ(ジャパンC・有馬記念)、ヴィブロス(ドバイターフ)といずれも牝馬である。
そして、それ以外の古馬G1勝ちはというと、トーセンラー(マイルCS)、ダノンシャーク(マイルCS)、リアルインパクト(ジョージライダーS)、ミッキーアイル(マイルCS)、ヴィルシーナ(ヴィクトリアマイル)、サトノアラジン(安田記念)、ジュールポレール(ヴィクトリアマイル)と1,600m戦で載冠する馬ばかり。これらを鑑みるとディープインパクト産駒の多くは”3歳クラシックを最重要として配合された、距離が持つマイラー?”のように思えてくる。
サトノダイヤモンド陣営が予定している今年のジャパンCには、成長中・完成形の強力な年下馬たちが大手を振って大挙してくる。そんな強力なメンバーとの対戦でも、サトノダイヤモンドには是非、勝って”ベストディスタンス”を証明してもらいたい。
3歳時の後方から追い込む華麗な競馬ではなく、 “先行押し切り”という王道のレーススタイルで、復活を遂げた実績馬サトノダイヤモンド。池江師いわく”競走馬にはその時その時で一番のピークがある”という言葉には一流調教師ならではの重みと様々な含みもありそうだが、今回の勝利は次走に向けて、明らかに復調したとみていいだろう。
PICK UP
Ranking
17:30更新引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬