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JRA天皇賞・秋(G1)ダノンプレミアム「謎の好調ぶり」に疑問……2週以上前に回避表明も「最悪12頭立て?」の元凶に?

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 28日に東京競馬場で開催される天皇賞・秋(G1)。戦前から「今年最高の豪華メンバー」と報じられるほど強豪が集結し、ファンの期待も大きく高まっていたが、レースが近づくにつれ「回避馬」が続々と発生してしまっている状況だ。

 特に共に3歳G1馬のワグネリアン、ダノンプレミアムが揃って回避。さらには府中牝馬S(G2)を制したディアドラも23日にレース回避を表明し、現在出走予定馬は13頭まで減少している。

 仮に、13頭立てで行われることになれば2001年以来17年ぶり、12頭まで減少すれば1998年以来の小頭数となる。空前絶後の名勝負を期待していた競馬ファンにとっては、寂しい限り……ネット上では「半分以上、楽しみがなくなった」といった声も聞かれている。

 ただ、これらも各陣営が「ベスト」と思える決断を下した結果であることは述べるまでもない。神戸新聞杯を快勝し、ダービー馬の貫禄を見せつけていたワグネリアンは前走の疲れが取れず無念の放牧。府中牝馬S(G2)を上がり32.3秒という強烈な末脚で快勝し、重賞連勝を飾ったディアドラも、さすがに中1週で牡馬との頂上決戦は酷というものだろう。

 しかし、その一方で現在、元気一杯に見えなくもない回避馬がいる。2歳王者のダノンプレミアムだ。

 ダノンプレミアムは1番人気に推された日本ダービー(G1)でキャリア初の敗北を喫してから放牧を挟み、天皇賞・秋を目指して順調に調整されていた。だが、13日に管理する中内田充正調教師が「調整不足」と判断しレース回避を表明。現在はそのまま厩舎で調整を重ねている。

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