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JRAジャパンC(G1)「雪辱」スワーヴリチャードの可能性。”悪夢”の天皇賞・秋よりも東京2400mが「ベスト」といえる理由

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 結局、12頭中の11番手という最悪の位置取りで最後の直線を迎えたデムーロ騎手は、スワーヴリチャードの末脚と底力に一縷の望みを託したが、ほぼ反応がなく万事休す。キャリア最高の舞台で、キャリア最悪の10着に終わる絵に描いたような悪夢だった。

 あれから約1カ月。ジャパンCでは異次元のパフォーマンスで牝馬三冠を制したアーモンドアイとの対決が主な焦点となるが、スワーヴリチャードにとっても「好材料」がある。

 まず、距離が400m延長されることだ。

 前走の天皇賞・秋では終始11秒台のラップが刻まれており、最初から最後までほぼ緩みのないペースだった。そうなると出遅れたスワーヴリチャードが、春の大阪杯で見せたような道中で大きくポジションを上げる競馬は難しい。実際に大阪杯では、同じ2000mでも道中は12秒台のラップまでペースが落ち着いた。デムーロ騎手はその間隙を縫って、一気に先頭に躍り出たというわけだ。

 その点を考慮すると2400mのジャパンCなら、どこかでペースが落ち着く可能性が高い。無論、この中間は陣営も丹念にゲート練習を重ねており、出遅れないに越したことはないが、仮に出遅れてしまっても巻き返せる可能性が高まるということだ。あくまで余談だが、”因縁”のあるマカヒキが有馬記念(G1)に回ったことも、精神的には好材料といえるだろう。

 大阪杯や金鯱賞(G2)の勝利など2000mに良績のあるスワーヴリチャードだが、2500mのアルゼンチン共和国杯(G2)勝ちに、ダービー2着。2400mも当然守備範囲だ。

 また、ここに来てデムーロ騎手が「らしさ」を取り戻してきたことも大きい。

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