【中京記念展望】若武者トウショウドラフタ「史上最強世代」が猛威を奮う!古馬陣は気合満点の小牧太騎手と「代打職人」騎手に注目!
今週末の24日(日)には、中京競馬場でサマーマイルシリーズの開幕戦となる中京記念(G3)が開催される。ハンデ戦だけあって、昨年も3連単で25万馬券が飛び出した波乱のレース。シリーズ優勝賞金3000万円ゲットに向けて、まず飛び出すのはどの馬か!
最も注目すべき一頭は「史上最強世代」と評される今年の3歳勢からサマーマイルシリーズの覇権を握りに来たトウショウドラフタ(牡3歳、美浦・萱野厩舎)だ。
デビューから8戦すべてが左回りというサウスポーが、やはり左回りのここに照準を合わせてきた。この春は昨年の条件戦からクロッカスS(OP)、ファルコンS(G3)と1400mで3連勝。距離が不安視されたNHKマイルC(G1)でも勝ったメジャーエンブレムから0.3秒差の5着に好走した。
ベストは1400mかもしれないが、マイル戦でも目途が立った今、古馬相手でも存分に戦える下地は整っている。1週前追い切りこそ折り合いを欠く動きを見せたが、先日の最終追い切りで不安は解消。軽めの追い切りながら、走りには終始軽快さが見られた。萱野調教師も「距離はこなせるはず」と太鼓判。ここでも最強世代の猛威を見せつけるか注目だ。
先輩の意地を見せたい古馬の大将格は、今春の六甲S(OP)を勝ったダノンリバティ(牡4歳、栗東・音無厩舎)か。
六甲Sを勝った勢いで挑んだ前走のマイラーズC(G2)では、4番人気に支持されながらも12着に大敗。だが、この日の京都は開幕週。前に行った馬が有利な馬場だったことを考慮すれば、後方11番手から競馬をしたこの馬にも情状酌量の余地はあるだろう。
鞍上の武豊騎手は自身のコラムで「レースのカギを握るのは、中京コースの芝の状態になりそうだ」と述べているだけに、前走のような馬場状況が原因となる大敗はなさそうだ。入念にチェックして一発を狙う。
ここにきて動きが良いのが、素質馬ダッシングブレイズ(牡4歳、栗東・吉村厩舎)だ。
PICK UP
Ranking
11:30更新- 【阪神JF】リバティアイランド、アスコリピチェーノ、ソダシを超える逸材!? 2歳女王決定戦で買うべき“大物馬主”推奨の2頭
- 武豊「来年が楽しみ」ヤマニンウルス不在でも大健闘…フォーエバーヤング擁する世代レベルの高さも証明
- 【香港C(G1)展望】絶対王者ロマンチックウォリアーVS逆襲の女王リバティアイランド! ダービー馬タスティエーラ完全復活なるか
- 【阪神JF(G1)展望】L.デットーリ×米国2歳女王メイデイレディが日本襲来! フォーエバーヤング妹など日本の女王候補が迎撃
- ミホノブルボンvsライスシャワー連想させた「100分の1」の攻防!同一馬によるワンツースリーは平地競走史上初
- 武豊「非常識な最高速」でチェルヴィニア置き去り…他馬を凌駕する切れにC.ルメール「ドウデュースと同じ走りは出来ない」
- 【香港マイル(G1)展望】3歳マイル王ジャンタルマンタルが待望の戦線復帰! 悲願達成のソウルラッシュと世界制覇に挑む
- ジャパンCでも天皇賞・秋でも下馬評覆す4歳馬の好走…「最弱世代」の汚名返上着々、出遅れて逃げてもダービー馬に先着の逸材が待望の復帰
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- ハーツクライ産駒でも走りはディープインパクト?有馬記念に潜むファンの夢と希望とロマンと甘い罠