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【中京記念展望】若武者トウショウドラフタ「史上最強世代」が猛威を奮う!古馬陣は気合満点の小牧太騎手と「代打職人」騎手に注目!

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 この春は、1番人気に推された東京新聞杯(G3)で浜中俊騎手が落馬。幸い、馬の方は無事で立て直しを図られたが、ここ2走は共に勝ち馬から0.4秒差と一歩足りない競馬が続いている。

 前走の京王杯SC(G2)から約2カ月レース間隔があいたが、ここにきてようやく本調子を取り戻しつつあるようだ。特筆ものは今週の最終追い切り。力強いフットワークで動きは好調そのもの。素質馬がいよいよ真価を発揮するか。”夏休み”を終えたC.ルメール騎手の手綱さばきにも注目だ。

 最終追い切りの動きの良さなら、ピークトラム(牡5歳、栗東・橋口厩舎)も負けてはいない。

「完璧」。追い切りから上がってきた小牧太騎手の第一声が印象的だった。3頭併せ馬を最後方から追走し、楽々の1馬身先着。主戦騎手の声が弾むのも当然のデキだ。「動きは良かったね。このところ、ずっといい」とパートナーを絶賛している。

 前走の谷川岳S(OP)では、上がり3ハロン33.8秒の末脚を繰り出してOP初勝利。56㎏のハンデになったのは、そのためだろうが”勲章”として前向きに捉えたい。今年まだ重賞を勝っていない小牧騎手は「夏の間に……」と気合を入れている。さっそくの一発があるだろうか。

 気になる一頭として”代打職人” 松山弘平騎手が乗るマイネルアウラート(牡5歳、美浦・高橋厩舎)を挙げたい。

 鞍上の松山騎手は今年、阪急杯(G3)、マイラーズCと重賞を2勝しているが、いずれもテン乗りの代打騎乗で達成したもの。そして、今回のマイネルアウラートの騎乗も主戦の柴田大知騎手が福島で騎乗するために回ってきたチャンスだ。

 前走のパラダイスS(OP)は、東京の長い直線を最内から粘りに粘って今年初勝利を挙げる内容のある一戦。東京新聞杯でも3着しており、充実ぶりが窺える。先週の函館記念(G3)はマイネルミラノが勝利。軍団の勢いに乗って、夏の”マイネル旋風”を巻き起こせるか。

 他にもディフェンディングチャンピオンとなるスマートオリオン、前走の勝利で再びOP入りを果たしたタガノエスプレッソなど、ハンデ戦だけにどの馬にもチャンスがありそうだ。

 サマーマイルシリーズ開幕戦となる中京記念は、24日(日)の15時35分発走予定だ。

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