GJ > 競馬ニュース > 武豊「30年ぶり」G1未勝利  > 2ページ目
NEW

武豊、屈辱の「30年ぶり」G1未勝利……キタサンブラック”ロス”埋められず、吹き荒れたノーザン外国人旋風に沈黙

【この記事のキーワード】, , ,

 昨年の年度代表馬であり、武豊騎手の活躍の象徴的な存在だった盟友キタサンブラックが引退。同時に歴代最多となるG1・11勝を上げたダート王コパノリッキーも引退し、武豊騎手は2日連続で引退式に出席する異例の幕開けとなったのだ。

 ただ去る者もいれば、新たに”来る者”がいるのが、武豊が競馬界のスターたる所以である。言い換えれば「武豊あっての競馬界」と、レジェンドを支えてきた人々が数多くいるということだ。

 同月のAJCC(G2)では、2015年に有馬記念を勝ったゴールドアクターとの新コンビが結成。キタサンブラックに替わる古馬王道路線の相棒として大きく期待された。

 しかし、結果は11着大敗。その後も復調できずに引退したことからも、すでにピークが終わっていたのかもしれない。武豊騎手にとっての今年最大の課題といえた「ポスト・キタサンブラック問題」は再び混迷に陥ってしまう。

武豊、屈辱の「30年ぶり」G1未勝利......キタサンブラックロス埋められず、吹き荒れたノーザン外国人旋風に沈黙の画像2

 ピークが終わったといえば、ダート路線の相棒だったアウォーディーも今年8歳を迎え、すでに下り坂だった。

 年明けの川崎記念(G1)こそ3着と意地を見せたが、その後は惨敗続き……さらに同馬は8月、放牧先の大山ヒルズで右飛節を骨折し予後不良。武豊騎手は今月のチャンピオンズC(G1)開催日に阪神で騎乗するなど、ダート王道路線に空いた大きな穴も埋められないままだった印象だ。

 またアウォーディーといえば、前田晋二氏率いる「ノースヒルズ軍団」の所有馬として知られている。

武豊、屈辱の「30年ぶり」G1未勝利……キタサンブラック”ロス”埋められず、吹き荒れたノーザン外国人旋風に沈黙のページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 武豊の次に「上手い」のはアキヤマ!?「世界No.1」のR.ムーア騎手が「上手な日本人騎手」として武豊騎手の次に挙げた”意外”な名前
  5. 最強社台グループに「侍」が挑戦状!? 苦戦が続く馬産地・日高再興へ「ハナズ」のM.タバート氏が新1口馬主クラブ設立!
  6. 2017年競馬「流行語大賞」発表! 浜中俊騎手の「もういいでしょう」を退け『2017競馬・流行語大賞』に選ばれたのは……
  7. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  8. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  9. 「組織力にやられた」武豊が潰された有馬記念。安藤勝己氏も指摘した「影の主役」と、日本競馬に馴染みのない文化に賛否両論
  10. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?