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【きさらぎ賞(G3)展望】西の出世レースを制するのはどの馬か?将来有望な若駒たちの戦いに要注目!

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 エングレーバー(牡3、栗東・中内田厩舎)はメンバー中では唯一の無敗馬で、3連勝での重賞制覇を目指す。新馬戦ではゲートの中で立ち上がり出遅れるなどまだまだ粗削りな部分はあったが、すぐさま中団まで盛り返すと最後は外目を伸びて差し切り勝ち。久しぶりの実戦となった前走の500万下では課題のスタートを完璧に決めると、好位でしっかりと折り合って最後は余裕をもっての快勝であった。新馬戦のときと比べるとレース内容で見ても格段に良化しておりまだまだ伸びしろがありそう。父であるオルフェーヴルもこのレースで好走し、その後は3冠馬になるなど目覚ましい活躍をしている。ここで好走することができればこの馬にも同様の期待が持てそうだ。

 この他、すでに7戦とレース経験が豊富なハギノアップロード(牡3、栗東・松田厩舎)や、出遅れながらもようやく惜敗続きにピリオドを打つことができたメイショウテンゲン(牡3、栗東・池添厩舎)なども有力馬。

 この時期にしてはクラシックを目指せるだけの逸材が数多く出揃うことが多く、西の出世レースと呼ばれているきさらぎ賞(G3)。今年も登録段階では11頭と少頭数ではあるが、今後が楽しみな素質馬による見どころは多い。レースは3日(日)15時35分に京都競馬場で発走予定となっている。

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