萩原聖人「アマ最強」VS多井隆晴「プロ最強」が激突! サイバーエージェント藤田晋社長が手掛ける麻雀RTDリーグ2018『BLACK DIVISION』が開幕!
先月29日に開幕した『藤田晋invitational RTDリーグ2018』。8日(木)には一足早く開幕した『WHITE DIVISION』に次いで、『BLACK DIVISION』が開幕する。
これまでRTDリーグの全試合の実況を担当していた小林未沙が今季から『WHITE DIVISION』に専念することとなり、新たに松嶋桃が実況を担当するなど、これまでになかった新しい色が期待できそうな『BLACK DIVISION』。
そこで今回は新たに参戦するアマ最強雀士・萩原聖人や卓上のヒットマン・松本吉弘などを含め、高い注目度を誇る『BLACK DIVISION』の出場各選手を紹介したい。
萩原聖人(俳優)
2017シーズン最終順位:-
2017シーズン予選:-
『RTDリーグ』のオーガナイザーであり、アマ最強の雀士の1人でもあったサイバーエージェント・藤田晋社長が抜けた大きな穴を埋められるのは、日本全国で「この男」しかいないのではないだろうか。『芸能界麻雀最強位決定戦 THEわれめDEポン』で歴代最多となる13回の優勝を誇り、「割れポンキング」の異名を持つ萩原聖人が、ついにRTDリーグに登場する。
「麻雀を愛し続けて46年。俳優・萩原聖人。ついにRTDリーグまで上り詰めました!」そう意気込みを語るほど、本人にとっても熱望していたRTDリーグ出場。目標は「全半荘完全燃焼」と、これまで培ってきた雀力のすべてを注ぎ込む覚悟だ。
いくら藤田氏と並ぶアマ最強雀士とはいえ、RTDリーグに出場するプロのトップオブトップに通用するのかという懸念は、これまで数々のテレビ対局で払拭済み。特に昨年、AbemaTVで放送された『麻雀駅伝2017』では、アマチュア連合の一員として藤田氏と共にRTDルールでトッププロと戦い、見事リードを守り切って優勝に導いた。
個人として決して調子が良かったわけではないが、それでも逆転を許さないゲームメイクは、最早アマの域には収まらない。結果よりも内容ではなく、その逆でもなく、結果も内容も全部にこだわる……萩原聖人が、これまでのRTDリーグにはなかった”旋風”を巻き起こすはずだ。
白鳥翔(日本プロ麻雀連盟)
2017シーズン最終順位:決勝2位
2017シーズン予選:2位(BLACK DIVISION)
『RTDリーグ』の創設をきっかけに観る麻雀「観る雀」が注目され始め、大きな革命期にある昨今の麻雀業界。日本最大級の麻雀プロ団体『日本プロ麻雀連盟』が誇る若き寵児・白鳥翔は、間違いなく革命の巨大な渦の中心にいる人物の1人だ。
初出場となったRTDリーグ2016は準決勝敗退、そして昨年のRTDリーグ2017では準優勝と「1年目より、2年目の方が圧倒的に成長して臨めた感がある」(Abema麻雀TIMES)と語っている通り、確実な成長の跡が見える白鳥。特にRTDリーグは「優勝出来なかったというより、逃してしまった」と語るほどビッグタイトルに肉薄した。
そんな白鳥の最大の特徴は、他を圧倒するゲーム運びに他ならない。徹底されているのは「自分が勝てない時にどうするのか」という点だ。例えば、自分にとっても最も益のある相手にトップを取らせたり、自分より下の順位にいる相手に徹底的に厳しく打ったりと、白鳥の麻雀は単純に強いだけでなく「負け方」が常に合理的だ。
だが、昨年はRTDリーグだけでなく、日本シリーズでも決勝に進出しながら敗退。タイトル量産へ、あとは最後の詰めをどうするか――。それこそが白鳥翔が麻雀界の頂点に立つために残された最大の課題といえるだろう。