美人雀士・高宮まり、ついにGJに降臨!! 麻雀で「〇〇論」が変わった!? 麻雀の「魅力」プロ雀士としての「辛さ」とは……
――高宮さんにとって麻雀は人生をも変えた存在なんですね。優勝された「女流MONDO杯」などテレビ出演が近年増えていると思います。出演の際に意識されていることはありますか?
高宮:なるべく集中できる状態にもっていくことですね。それはテレビ対局に限らず、普段の試合でもそうなんですけど、自分の経験値が足りない部分は埋めようがないと思います。せめて疲れを残さないように気をつけていますね。例えば、お腹が空いているとか(笑)。
――体調管理は大事ですよね。特に麻雀は集中しっぱなしですからね。テレビ出演の他に、パチンコライターやグラビアアイドルとしても活躍されていますが、キャラが変わることはあったりしますか?
高宮:麻雀以外のお仕事をする時は、なるべく楽しげにしようかな、とは思っています。そもそも”ネアカ”ではないので、「疲れているのかな」とか言われることが多いんです。なので、なるべく楽しくやっているつもりですが、「いつもやる気ないよね」とか言われます。でも「それが良い」と褒められます(笑)。またグラビアとかは「本当はやりたくないんでしょ」と言われることが多いのですが、私自身は楽しくやっていますよ。
――今月、高宮さんと佐々木寿人プロで共著した『麻雀「何切る」200人に聞きました!一流麻雀プロが答える珠玉の100問 超ベストセレクション』(CCCメディアハウス)が出版されましたね。どんな方に読んでほしい内容となっていますか?
高宮:「何切る問題」がたくさんあって空いた時間に読める内容となっています。答えのないドリルのようなイメージですね。この本の答えが必ずしも「正解」というわけではなく、1つの「考え」として読んでほしいです。上級者の方々は自分のスタイルが決まっていると思いますが、「こういった考え方もあるんだ」と自身の考えとは違う、別の「切り方」を知ることができます。また、始めたばかりの方でも「何を切るのか」の参考にしてもらえたらと思います。