【小島武夫さん追悼再掲載】勝負と女に賭けた人生 日本初の麻雀プロ・小島武夫の「遺言」
「いや、ここ10年くらいは心の中でだけに収めています。名前が知れちゃっているので、その方向でデタラメができないんだよね」
――自らの人生を振り返って、麻雀の役に例えるなら何になると思いますか?
「一気通貫じゃないかな。僕は僕なりに一生懸命自分を貫いて生きてきたから、振り向いて後悔することもないし」
――小島プロが「遺言」として若い世代に残したいメッセージを教えてください。
「『何事にも真面目にやれ』ということですね。どんなにくだらない遊びでも真面目にやらないといけません。人生にはくだらないことは絶対にないんです。今役に立たなくても、それが将来役に立つかもしれないんです」
――それは、女性関係にも言えることでしょうか?
「もちろん」
(取材・文=萩原雄太[かもめマシーン]/撮影=後藤匡人)
小島武夫さんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。