麻雀『Mリーグ』に電通、テレ朝、コナミ、博報堂、セガサミー……川淵三郎氏『Jリーグ』創設に匹敵する業界革命へ、超一流企業続々
それはMリーグ参加チームとして、藤田氏に次いで壇上に登場した面々を見れば明らかだ。株式会社博報堂 DYメディアパートナーズ、株式会社テレビ朝日、株式会社コナミアミューズメント、セガサミーホールディングス株式会社、株式会社電通、株式会社 U-NEXT(会見登場順)といった超一流企業の代表クラスが次々と登場する。
繰り返すが、これは「麻雀」に関する会見だ。
「イメージ的にはエレクトロニック・スポーツ(eスポーツ)の誕生に近いですね。会見では、この瞬間にフォトセッションが行われました。述べるまでもなく、どこもプロ麻雀チームどころか、プロ野球球団を所有していてもおかしくはないほどの超一流企業。この”図”を見て、麻雀界が『本当』に『根本的に変わろうとしている』と実感した取材陣やファンも多かったと思います。
正直、これは従来の麻雀界の市場規模ではあり得なかった構図。最高顧問としてJリーグやBリーグの立ち上げの陣頭指揮を執った川淵三郎氏を招集できたことからも、これらは過去のサッカーやバスケットボールのプロリーグ設立に匹敵する革命だと思います」(記者)
また、藤田氏は同日にAbemaTVで放送されたニュース番組『AbemaPrime』にもMリーグ発起人として登場。
「麻雀に対して、まだ賭け事のイメージが強いですから、スポンサーがリスクを感じるので(簡単には集められなかった)。なんとか今日に漕ぎ着けたという感じです。今、清々しい……いえ、清々(せいせい)しい気分です(笑)」と会場や視聴者の笑いを誘った。しかし、その軽やかな発言とは裏腹に、リーグ参加企業を見れば、これが一般社会レベルで見ても「歴史的な一大革命」であることは誰にでもわかる。
具体的に、Mリーグには下記の7チームが参戦する。なおリーグは10月1日から開始され、シーズンを通じ1チーム80試合のリーグ戦が行われる見込みだ。リーグ終盤には、上位4チームによるクライマックスシリーズ(24試合)も行われる。
『参加企業/チーム名(50音順)』
株式会社コナミアミューズメント:KONAMI 麻雀格闘倶楽部
株式会社サイバーエージェント:渋谷 ABEMAS
セガサミーホールディングス株式会社:セガサミーフェニックス
株式会社テレビ朝日:EX 風林火山
株式会社電通:TEAM RAIDEN
株式会社博報堂 DYメディアパートナーズ:赤坂ドリブンズ
株式会社 U-NEXT:U-NEXT Pirates