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パチンコ「命運を分ける」絶妙な瞬間…… 夢中にさせた「継続率アップ」打法の思い出【羽根物・名機列伝】

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 今日の羽根物『ぽんぽこ林』

 人生も羽根物も、命運を分けるのは「タイミング」なのである。

 このタイミングじゃないと当たらない。羽根物にはその手の機種が多く存在した。今回取り上げる平和の『ぽんぽこ林』もまさにこれで、役物上段にある穴から玉が排出された時、下半身(?)がプレイヤーに正対していれば大当りなのである。

 また、このタイミングにもいくつかパターンがあり、『ザ・トキオ』のように役物が一瞬停止する瞬間を狙うメイン役物のゲーム性として「隙」が組み込まれているものと、『サンダードラゴン』のように王道V入賞ルートに立ちふさがる障害物の間隙を縫って大当りを射止めるタイプのものなど、それを羽根物としての個性や特長にしている。

『ぽんぽこ林』は種類としては前者に属するが、例として挙げたマシンほどのシビアさは要求されない。それどころか、クセの良い台なら多少正面からずれていてもVに吸い込んでくれるなど、比較的当たりやすい印象でもあった。

『ザ・トキオ』も『サンダードラゴン』も大量出玉機である。それゆえに、困難なミッションを遂行した達成感とそれに見合う報酬を手にできることが「面白さ」となるのだが、では当りも軽く比較的早い段階でのラウンド継続が多いので、それほど量のある出玉にはならない『ぽんぽこ林』は何が面白かったのか。

 それは大当りの仕方である。

 本機の役物は、タヌキだかなんだかよくわからない得体のしれない動物の口or後頭部の穴から吸い込まれた玉が腹部の穴で排出され、その玉が本体の足元に搭載されたVゾーンに入賞すれば大当りとなる。

 これがわりと斬新だったのである。『ぽんぽこ林』のような人形型の役物においては、通常、体内に取り込まれた玉は体外に排出され、下段ステージ手前に設置されたVゾーンに向かっていくものである。代表的なのが『たぬ吉くん』、または『うちのポチ』などもこの範疇となろう。

 しかし、この台は自分で出した玉を自分で収めるのである。まるで自分で放り投げた小さいお菓子を口で受け止める遊びのようなものである。腹から解き放たれた玉が役物方向に傾斜している下段ステージを転がり落ちる様に、たいそう趣きがあったのである。

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