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パチンコ約50%で「6500発オーバー」の怪物!「ハズれる」まで何度も挑戦できる「我慢」の要素も魅力!!

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 日本人プロレスラー最強と囁かれるジャンボ鶴田。恵まれた肉体性、圧倒的な運動神経、無尽蔵のスタミナ、底知れぬパワー。いくつもの要素が怪物と形容されたジャンボ鶴田の凄さを物語る。

 大学1年から始めたレスリングで日本代表としてオリンピックに出場するほどの才能でプロレス界を席巻。天龍源一郎をバックドロップ3連発で失神KOさせえた世界タッグ戦や川田利明を戦意喪失に追い込んだ壮絶ファイト。三沢光晴の鼻骨を粉砕する極悪エルボー。時にクールに時に激しくリングを舞ったのである。

「全日本プロレスに就職します」と穿って報道されたり、「バックドロップは相手の力量によって落とす角度を変えている」といった余裕のコメントだったり、わざとらしくピクピクと痙攣するような素振りを見せるパフォーマンスだったりで、アツいファンからは嫌われるような一面もあるが、単純な能力だけで見れば歴代最強の日本人レスラーだという言説が根強く信じられている。

 このようにジャンボといえば尾崎でもなく宝くじでもない私だが、パチンコでジャンボといえば『CRウルトラジャンボ』で間違いない。

 平成最後の一発台として登場した本機は一撃で6500発オーバーの出玉を約8分の高速消化で獲得できるゲーム性で、『天下一閃』や『犬夜叉』、『NOLSOL』『ダイナマイトキング』といったDaiichiの役物機のムーブメントのなかの一台である。

 役物は『犬夜叉』で好評を博したピンボール式で役物手前に設置された横に並ぶ3連穴の中央に玉が入れば大当りだが、ハズレ穴に吸い込まれるまで左右にある回転弁が玉を弾き続け、何度でもトライできる滞留性が最大の特長となっている。

 役物機といえば一発勝負のスリリングな遊技性がその魅力を支えていると思っていたが、本機のようなハズれるまで継続する「我慢」の要素も面白さとして存在することを認識できた。この発見された新たな一面がA-gonの『ビッグポップコーン』や豊丸の『ワイルドロデオ』に繋がったのではないだろうか。

 また、本機にはもうひとつ、通常の役物機とは少し異なる要素が盛り込まれている。それがセット回数の振り分けで、役物でV入賞して見事に大当りを獲得した後に大当りラウンド中の演出で盤面右にあるセグ表示に「7」が出ると時短に突入し3回リミットの連チャンモードに突入するのである。

 この3回分の出玉が約6750発。一方、時短に突入しなかった場合は大当り1回の約2250発のみとなる。この振り分けが約50%で、一発台ながら確変やV-STのようなデジパチ的要素も混在している。

 とはいえ、Vに入った時点でどっちの振り分けが選択されたかの勝負で、新たに時短突入が抽選されているわけではないので誤解なきように。

 無尽蔵のスタミナでV入賞を狙い、3回セットなら約6750発の出玉を吐き出す底知れぬパワーを持つジャンボなマシンとなっている。

(文=大森町男)

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