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「新台2日目の台は新台ではない」…などパチンコ広告宣伝規制は“年内”に変わる!?

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今後のイベント規制はどうなる!?

 現在のパチンコの広告宣伝規制は、2012年に警察庁が全国の警察に送った通達がベースとされている。この通達の保存期間は「10年」に設定されており、今年で終了。そのタイミングで通達を書き換える動きがあるようで、全日本遊技事業協同組合連合会などのホール4団体は今年の頭にワーキングチームを結成し、警察庁と協議を続けているという。

 パチンコジャーナリストで業界誌「シークエンス」の編集長でもあるPOKKA吉田氏が出演するYouTube「シークエンスチャンネル」内の動画「VOL.37 広告宣伝規制~どうなる?どうなってほしい?~」によると、通達は「年内には書き換わる」予定とのこと。6月には日本遊技関連事業協会の西村拓郎会長がそれについてSNS上で呟いており、ファンの間でも大いに盛り上がっているそうだ。

 POKKA氏によると、広告宣伝規制は「風営法16条」で定められており、2012年に出た通達の解釈は「重箱の隅をつつくように、いちいち細かい」のが問題。結果、「晒し屋」のような脱法行為が蔓延り、ルールを守っているホールが「損をする」悪循環へと陥っているのが現状だ。

「新台2日目の台は、新台ではない」との理由で新台札を全てはがされたホールも

 これに対してゲスト出演した株式会社カラアゲの代表取締役・高橋義武氏は、「たとえば小売店でも特売品は表現できる」とし、「そういう表現は緩めて欲しい」とコメント。吉田氏もそれには賛成の様子で、「どこかの県は『海物語を導入していないホールだけ、海の日に本日、海の日とチラシをうってもOK』との通達があった」と信じがたい警察の対応を例に出し、「笑えるでしょ」と呆れ返った。

 また、ホールの周年祭なども厳密には禁止されており、これについてもPOKKA氏は「誕生日みたいなもの」と一蹴。とある県では「新台2日目の台は、新台ではない」と新台札を全てはがされたホールもあったそうで、その「むちゃくちゃ」な対応に「健全な風俗環境を壊さないように守るべき警察の行為か」と語義を強めた。

 曰く、ホールも「女性が接待してくれるお店での疑似恋愛」のように、「出るかもよ…と言っていい」というのがPOKKA氏の持論。これを「パチンコ営業における広告営業の詐欺性」と呼んでいるそうで、「風俗営業にカテゴライズされている以上、そういう属性も認めてもらわないといけない気がする」と続けた。

 そもそも、これまでの通達は「風営法16条の解釈みたいなもの」なのに、「これが統一されていないのがおかしい」とも力説。この理由については「警察庁保安課が全国の警察本部にちゃんと指示していないから」とし、「課長命令じゃ言うことを聞かない」「長官命令が出せるように、違反したら逮捕できるようにしてしまえ」と私見を述べた。

 いずれにせよ、この現状は警察庁でも「いびつさ」を認識しているようで、「ルールとしては分かりやすくなると思う」とPOOKA氏は予想。6.5号機への移行で「遊技機は大分、修正できた」中、「あとは広告宣伝」とし、「ここを改善できれば業界的に残ってるマーケット的な問題は半導体調達のみ」「失った利益を回復させられる材料になる」と期待を込めた。

(文=編集部.)

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