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2016.09.01 10:01
何故この時期に……秋競馬直前にストレイトガールが電撃引退!異例の引退報道の「信憑性」が疑われている理由?名牝が持つ「前科」とは
編集部
「実際に日本最大手の社台グループの牝馬は、繁殖期直前となる6歳初春で引退するケースがほとんどです。3月の終わりには中山牝馬Sがありますが、このレースは『社台牝馬の引退レース』として有名で、これまでも数々の社台系名牝がここでラストランを飾りました。ストレイトガールは社台系ではありませんが、ファンが春まで走らないことに”違和感”を持っているのは、この社台グループの方針の影響もあるでしょうね。まあ、何よりもストレイトガールには”前科”があるので、ファンは引退を信じていないのでしょう」(競馬記者)
実は、ストレイトガールは昨年末に一度「引退」という報道があった。
ところが年明けにオーナーの意向で引退を撤回。復帰戦となった阪神牝馬S(G2)は惨敗したが、体調が本物になったヴィクトリアマイルでは、一度引退発表された馬とは思えないような圧巻のパフォーマンスで、ミッキークイーンやショウナンパンドラといった名牝を蹴散らした。
そんな事実があるだけに、未だに一部のファンはストレイトガールの2度目の”電撃復帰”を望んでいるようだ。
「引退撤回といえば、2013年、14年の凱旋門賞を連覇したトレヴが有名ですね。2度目の凱旋門賞を制した後に一度は引退、繁殖入りが発表されましたが、オーナーサイドの意向で引退を撤回。史上初の凱旋門賞3連覇を狙うために昨年も現役を続行しさらに2つのG1を上乗せしましたが、結局凱旋門賞は4着でした」(同)
すでに引退後はイギリスの渡り、世界的名馬のフランケルとの配合まで予定されているストレイトガール。名牝の引退撤回は再び起こるのだろうか。
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