GJ > 競馬ニュース > リアファル復活のカギ
NEW

逃げの職人・武豊に託されたかつての「超新星」リアファル復活のカギを握るのは”天才”による特別な魔法ではなく「正攻法」だ

【この記事のキーワード】, ,
逃げの職人・武豊に託されたかつての「超新星」リアファル復活のカギを握るのは天才による特別な魔法ではなく「正攻法」だの画像1

 かつて日本における欧州競馬の先駆者として、後方でじっくりと脚を溜める競馬を率先して取り入れていた武豊騎手。アメリカ騎乗法「モンキースタイル」を日本競馬に取り入れたのが”レジェンド”岡部幸雄騎手だとすると、「スローペース症候群」ともいえる欧州の騎乗スタイルを日本に定着させたのは紛れもなく武豊騎手だろう。

 そんな武豊騎手の1つの「完成形」が史上最高の追い込み馬ディープインパクトなのだろうが、その「溜め殺し」が馬主との軋轢を生み、やがて来る長期スランプの小さくはない原因になったともいわれている。

 そして、長期スランプから完全に抜け出した今の武豊騎手は、昔の「追い込み」ではなく真逆の「逃げ」での活躍がとにかく目立つようになった。

 年度代表馬キタサンブラックに代表されるように、国際G1を制したエイシンヒカリ、ダート路線でもコパノリッキーやケイティブレイブなどが活躍し、昨年は逃げに逃げて数多くのビッグレースを手にした武豊騎手。

 今や、この天才騎手を語る上で、極めて精密な体内時計が作り出す絶妙なペース配分が最も活きる「逃げ」の技術の高さについて触れることは避けられないといえるだろう。

 そんなJRAを代表する”職人”の元に、また一頭の逃げ馬からコンビ結成の依頼があった。11日の金鯱賞(G2)に出走が予定されているリアファル(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎)である。

 エリザベス女王杯(G1)と宝塚記念(G1)を制した女傑マリアライトの半弟となる本馬。デビュー当初は半兄クリソライトや近親アロンダイトの影響を受け、ダート路線を歩んでいたが、3歳夏に初芝となったマレーシアC(1600万下)を逃げ切ってから、競争人生がガラリと変わった。

逃げの職人・武豊に託されたかつての「超新星」リアファル復活のカギを握るのは”天才”による特別な魔法ではなく「正攻法」だのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  2. 【天皇賞・春(G1)】ドゥレッツァも、タスティエーラも不安材料たっぷり? キャプテン渡辺「渾身の本命馬」は【徒然なる神のくず競馬トーク】
  3. 【青葉賞(G2)予想】データも後押しシュガークンの可能性にかけて勝負!キタサンブラック弟を頭に流す
  4. 【天皇賞・春】武豊に次ぐ「長丁場の鬼」が超人気薄で虎視眈々…!?「バテない馬だし京都向き」惨敗で評価急落も条件大好転
  5. 【天皇賞・春(G1)予想】「盾男」武豊騎手&サリエラから三連複1点勝負!
  6. 【青葉賞(G2)】「武豊×シュガークン」に立ち塞がるライバル3頭! 新馬戦でジャスティンミラノに敗れた「東の大物」が急浮上【週末重賞ピックアップ】
  7. 【天皇賞・春】春G1「勝利の方程式」がまたまた出現!14番テーオーロイヤルに“やり過ぎ感”…思い出したい「待て、あわてるな、これは孔明の罠だ」の声
  8. 【天皇賞・春】堅そうだから本命は上位人気で勝負!C.ルメール不在なら「初G1勝利コンビ」に期待したくなるよね【UMAJOモモのオイシイ競馬】
  9. 【青葉賞】実力派中堅が「88連敗中」の不思議…越えておきたいG2の壁、「スランプ突入」木村哲也厩舎の救世主となれるか
  10. JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……