GJ > 競馬ニュース > 崩れ始めた「影の王」
NEW

JRA主導「大改革」により崩れ始めた「影の王」の絶対的権限!? 横山典・蛯名騎手に続き「アノ騎手」がエージェント制度に「不満」をぶちまけた!

【この記事のキーワード】, ,
JRA主導「大改革」により崩れ始めた「影の王」の絶対的権限!? 横山典・蛯名騎手に続き「アノ騎手」がエージェント制度に「不満」をぶちまけた!の画像1

 春の連続G1開催も今週は谷間の1週間を迎えているが、来週にはキタサンブラックとサトノダイヤモンドが激突する天皇賞・春(G1)が控えているなど、5月の大型連休を前にいよいよ華やかに盛り上がってきた競馬界。

 だがその”水面下”では、JRAが本腰を入れ始めた「エージェント制度」の問題で、依然として大きな動きの最中にあるようだ。

 すでに、本サイトでも先月『JRAが主導する”大改革”で超一流ベテラン騎手が「騎乗馬なし」の異常……競馬界の水面下で今、一体「何」が起こっているのか?(リンク)』としてお伝えした通りだが、あれから約1カ月「状況」は明らかな変化を見せつつあるようだ。

 現在の騎手の成功はある意味、騎乗仲介者と名乗る「エージェント次第」といわれている昨今。その力は年々増大し、一部のエージェントは競馬サークル内の”影の王様”として君臨している。本来、契約上の雇用主であるはずの騎手を完全に上回る権力を持った者も数多く存在しているという。

 そういった中、今年の1月末にJRAが「兼業エージェント」を廃止する方針を固めた。

 現状、実に全体の約8割がトラックマン(記者)などと騎乗仲介者を兼業する「兼業エージェント」であり、彼らは近い将来、記者か騎乗仲介者のどちらを選ぶのか選択を迫られることとなった。

 この問題の根底には、競馬サークル内で確固たる権限を持つようになったエージェントが、同時に記者として予想や馬券購入をできてしまうのが、「公正競馬」を掲げるJRAの理念に相反したという事実がある。

JRA主導「大改革」により崩れ始めた「影の王」の絶対的権限!? 横山典・蛯名騎手に続き「アノ騎手」がエージェント制度に「不満」をぶちまけた!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  2. 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. セイウンハーデスにも襲い掛かった「不治の病」…“奇跡の復活”カネヒキリ以来の伝説に挑む
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
  9. 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
  10. 武幸四郎騎手に横山典弘騎手が「絶叫」!? 武豊騎手が明かしたアノ復活劇でのエピソードに見る、弟のキャラクター