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JRA主導「大改革」により崩れ始めた「影の王」の絶対的権限!? 横山典・蛯名騎手に続き「アノ騎手」がエージェント制度に「不満」をぶちまけた!

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 そういった動きを受け、率先して動いたのが関東を代表するベテランの横山典弘騎手と、蛯名正義騎手だった。彼らはすでに先月の段階で、それぞれのエージェントと契約そのものを解除。他の後輩騎手への”示し”をつけると同時に「エージェント制度の廃止」に備えて、いち早く動き出した格好だ。

 その結果、両騎手は先月18日の競馬開催で「騎乗馬なし」という非常事態に陥り、エージェントとの契約解除の影響が懸念された。だが、それも束の間の出来事だったようだ。

 2月後半以来勝てていなかった横山典騎手は、エージェントと解約し自ら騎乗馬の確保に動いた翌週に3勝を上積み。大阪杯、桜花賞、皐月賞と、これまで自分が確保していたお手馬で問題なくG1参戦を果たしている。

 また92連敗とスランプが懸念されていた蛯名騎手も、4月に入ってから交流重賞のマリーンC(G3)を勝つなど復調をアピール。この2人に関しては、契約解除後の方が、むしろ成績が上がっているといった状況だ。

「蛯名騎手やヨコノリ騎手はエージェント制度が本格的に導入される以前、自らの足で厩舎を回って騎乗馬を確保する”旧体制”での経験がありましたからね。元々が信頼のある大ベテランですし、経験が大きくものを言っている部分があると思いますよ。

以前にも話しましたが、それよりも問題なのはエージェント制度が確立された、今の競馬界しか知らない若手の騎手でしょう。JRAが中心となった改革の先行きに、相当な不安を抱いていると思います」(記者)

 確かに、今の若手騎手は本格的に厩舎回りをした経験もあまりない分、先輩騎手が率先してエージェントとの契約解除に動いたとしても、後に続くのは難しいかもしれない。

 しかし、これまで競馬サークル内で大きな権限を持っていたエージェントが劣勢に立たされたことで、その”風向き”は明らかに変わってきているようだ。

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