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「リスグラシューは究極の仕上げ」「アドマイヤミヤビは巻き返しの準備完了」鈴木和幸が見極めた16頭の状態。優駿牝馬(オークス)出走馬の最終追い切り診断公開中!

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 上がり中心ながら、ウッド4F53秒9-38秒7のラスト1F11秒5をマークした「モーヴサファイア」。先週にも6Fから行き、ラスト1Fを11秒台でまとめており、3カ月の休み明けの不安など皆無、むしろ、休み前にあすなろ賞を勝ったとき以上の「切れ」である。まったくの人気薄だが要警戒馬と見る。

 フローラステークスの2着馬「ヤマカツグレース」。当時は10番人気の低い評価だったが、今週の追い切りを見るとあの好走はフロックではなかったようだ。つまり、今週は追ったところなしでウッド6F82秒7-37秒7-11秒9なのである。弾けるという表現がドンピシャリ、まさしく真一文字の伸び、はっきり前走以上である。

 阪神ジュベナイルフィリーズ、桜花賞の2つのG1で2着に泣いた「リスグラシュー」。疲れも見せず元気にあふれている。10日の坂路52秒2-38秒0の動きも絶品、気品あるキリリと引き締まった馬体も目を引く。「もうサッと伸ばすだけで十分」といっていたのにウッド4F52秒3-38秒5-12秒4が馬なりで出たあたり、それだけで好調とわかる。念のためにゴール寸前では気合いを入れており、究極の仕上げで勝ちにくる。

 桜花賞馬の「レーヌミノル」。レース直後はプール調整で疲労をとり、その後はウッドの6Fからの併せ馬2回と、一段と攻め強化されている。今週は馬なりに終始したが、それでも併せ馬で1馬身先着し、6F83秒6-37秒8-12秒8ときた。低い重心から繰り出されるフットワークはスピード感にあふれ、まったくブレなし。これ以上は望めないといっていいくらいのデキに映る。

 牝馬クラシック第二戦、好メンバーが揃った優駿牝馬(オークス)を制するのはどの馬か? このレースは2年連続的中と好相性の「鈴木和幸の最終予想」はコチラで公開しております。

●競馬評論家・鈴木和幸

 競馬記者歴45年、競馬評論家。ダービーニュース時代には、TBSのテレビ番組「銀座ナイトナイト」にダービー仮面として出演。メインレース予想7週連続的中の記録を作った。日刊現代では、本紙予想を20余年にわたって担当。58年にその日の全レースを的中させるパーフェクト予想を本誌予想として初めて達成。日刊・夕刊紙の本紙予想では初の快挙。

 著書に「競馬ハンドブック」「競馬・勝つ考え方」「競馬新聞の見方がわかる本」「まるごとわかる 競馬の事典」「勝ち馬がわかる競馬の教科書」(共に池田書店刊)「競馬◎はこう打つ」(日本文芸社刊)「距離別・コース別・競馬場別 勝ち馬徹底研究」(ぱる出版刊)「図解競馬の参考書」(宝島)など多数。「勝ち馬がわかる競馬の教科書」は競馬書籍としては快挙とも呼べる、約7万部を発行している。鈴木和幸氏の予想はコチラで公開中。

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