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JRAルメール騎手「年間最多G1記録更新」は間違い!?「地方G1はカウントされない」ファンから指摘続々……

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 秋華賞(G1)、菊花賞(G1)、天皇賞・秋(G1)、そして先週のJBCスプリント(G1)……競馬界は、まさに「C.ルメールの秋」を迎えている。

 秋華賞で牝馬三冠が懸かっていたアーモンドアイこそ圧倒的な1番人気だったが、菊花賞のフィエールマンは7番人気の伏兵、天皇賞・秋で2番人気だったレイデオロにもスワーヴリチャードというライバルがおり、決して「馬の力だけで勝った」とはいえない。

 ましてやJBCスプリントのグレイスフルリープは、人気こそ「ルメール人気」で4番人気だったが、前走の東京盃(G2)ではキタサンミカヅキに完敗している存在。

 勝って4週連続”G1″制覇を達成した際には、ジョッキールームでレースを見守った同僚から「ルメール、半端ねえ」(福永祐一騎手)と絶賛されていたようだ。ルメール騎手自身も「完璧なレースでした」と振り返っている。

 ちなみにこの時、ルメール騎手はすでに上記した秋華賞、菊花賞、天皇賞・秋に加え、桜花賞、オークス、安田記念も制覇。年間G1・6勝を上げて最多勝記録に並んでいた。

 つまり、今回のJBCスプリントで見事記録更新となったわけだが、これが競馬ファンの「混乱」を呼んでいるようだ。

 このJBCスプリントは本来、地方馬と中央馬が競合する「交流重賞」の扱いである。JRAが取り扱う中央競馬の記録では、交流重賞は基本的にはカウントされていない。したがって、ルメール騎手がJBCスプリントを勝ったとしても「年間G1記録には、カウントされないのではないか」というわけだ。

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