
JRA低迷日本ダービー馬に「英国レジェンド」が熱視線!? 将来は欧州での活躍を期待する声も
11月16日、DAZNおよびUmabi YouTubeチャンネルで『マイケル・オーウェン 馬主としての夢 -ジャパンカップと英ダービー by JRA』の配信が開始された。
英国の伝説的なサッカープレーヤーであったオーウェンは、現役時代から無類の競馬好きとして知られていた。引退してからは騎手にも挑戦するなどしていたが、今では厩舎の運営を行なっており、100頭近くの馬を管理しているという。
オーウェンは動画内で競馬の魅力などについて熱く語り、自身の所有した馬が地元であるチェスターでデビューした思い出を振り返った。そしてオーウェンは「勝ちたいレースが山ほどある」といい、「ジャパンカップ(G1)もぜひ見てみたいです」と興味があると話す。
過去には所有していたブラウンパンサーをジャパンカップに予備登録したこともあった。だが故障で無念の回避。それでも諦めることなく、「いい馬を手に入れて再挑戦したい」と参戦の意欲を見せる。そして日本の競馬の話題になったからだろう。続けてオーウェンは『最近ではマカヒキに注目しています』と明かし、『欧州でも結果を残していて今後も楽しみですね』と語っている。
オーウェンに名指しされたマカヒキ(牡7、栗東・友道康夫厩舎)。16年にはサトノダイヤモンドらとの激戦を制してダービー馬に輝き、秋には凱旋門賞(仏G1)挑戦を表明。だが前哨戦のニエル賞(仏G2)こそ勝利するも、本番では14着と惨敗。その後は勝利から見放され、長期に渡る暗黒時代を過ごしている。
そのマカヒキは来週のジャパンカップに参戦予定。コントレイル、デアリングタクトという無敗の三冠馬2頭に加え、芝G1・8勝を達成したアーモンドアイらが出走する前代未聞の大一番で、どんな走りを見せることができるかが注目されている。
「長らく勝ち星に見放されているダービー馬マカヒキですが、同じ距離で行われるジャパンカップは2017年と19年に参戦して4着に入るなど得意としています。復活するとしたらこの舞台だとも言われることも多いですし、『今年こそ』と期待する人もいるのでは?
またマカヒキも7歳とすでにキャリアの終盤。動画内でオーウェン氏がマカヒキの名前を挙げたのは、現役引退後の種牡馬として活動することを見越してとも考えられます。この動画を見たファンからも『種牡馬として海外へ行く』ことを期待する声も上がっていますし、数年後にはオーウェン氏がマカヒキ産駒を所有するなんてこともあるかもしれません」(競馬誌ライター)
オーウェンから熱視線が送られているマカヒキ。明るい未来を築くためにも、今年こそジャパンカップで結果を残したいところだが、果たして……。
PICK UP
Ranking
5:30更新JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA高松宮記念(G1)浜中俊「もういいでしょ」若さ故の過ちから4年! 苦い経験を活かす絶好のチャンス、「被害者」武豊から託されたレシステンシアと重なるアノ馬
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA崖っぷちジョッキー関西編~四位洋文・小牧太・鮫島良太・柴田未崎ほか~
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
関連記事
JRAジャパンC(G1)「史上最高」アーモンドアイ参戦もまさかの低レベル!? コントレイル、デアリングタクトでもない…… 下馬評1番人気はあの馬
JRAジャパンC登録馬「珍客襲来」に騒然!? アーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクトら豪華共演に、キャリア69戦目の初G1「横山典弘ファイヤー」以来の珍事も……
JRA有馬記念(G1)立場逆転で「低レベル化」危機!? ジャパンC(G1)最強馬対決の裏でノーザン系有力馬が続々回避…… 救世主となるのはあの馬か
JRA「凋落」ジャパンC(G1)がV字回復。「ダービー以下」評価急落の大失態から名誉挽回も、課題は残されたまま……
JRA「賞金王問題」再び!? アーモンドアイがジャパンC(G1)を勝てば、武豊キタサンブラックを抜いて「歴代1位」の声も……