真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2023.08.09 19:00

タイトルホルダー「年内引退」を岡田牧雄氏が示唆…ジャパンCでイクイノックスやドウデュースと激突?現役最強を懸けた大一番に挑む
文=GJ 編集部

先月の31日に北海道新ひだか町にあるノルマンディーファームにおいて「タイトルホルダーに会いに行こう!」とのイベントが開催された。
この企画には、岡田スタッドグループが全面的に協力。イベント内でグループ代表の岡田牧雄氏は「タイトルホルダーはオールカマー(G2)からジャパンC(G1)、有馬記念(G1)と3戦を予定」「結果次第ですが、そのあとは種牡馬にするつもり」と青写真を描くコメントを残した。
悪夢の競走中止となった天皇賞・春(G1)以降、療養中だったタイトルホルダー(牡5、美浦・栗田徹厩舎)は、すでに福島県のノルマンディーファーム小野町に移動し、復帰に向け調整を開始している。
ジャパンCで夢の競演が実現?
岡田氏が示唆する流れが実現すれば、タイトルホルダーはジャパンCに出走することになる訳だが、このレースには現役最強馬イクイノックスや昨年のダービー馬ドウデュースも参戦する可能性が高い。
また、牝馬二冠を制したリバティアイランドも無事に秋華賞(G1)で三冠を達成した場合、アーモンドアイやデアリングタクトのようにジャパンCへ参戦してもおかしくない。そうなれば、三冠馬3頭が対峙した2020年のような盛り上がりをみせることは間違いないだろう。
ただ、巻き返しが急務のタイトルホルダーだが、ジャパンCの舞台となる東京コースは過去2走して2着1回着外1回と未勝利。昨年の天皇賞・秋(G1)を快勝したイクイノックス、ダービー馬ドウデュース、オークス(G1)で6馬身差の楽勝を決めたリバティアイランドに比してコース適性で見劣りは否めない。
「結果次第では引退」という言葉も出ただけに、陣営が望むのは勝利の2文字。現役最強を懸けた大一番は非常に楽しみなレースとなりそうだ。
PICK UP
Ranking
17:30更新横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を