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タイトルホルダー「年内引退」を岡田牧雄氏が示唆…ジャパンCでイクイノックスやドウデュースと激突?現役最強を懸けた大一番に挑む

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タイトルホルダー 撮影:Ruriko.I

 先月の31日に北海道新ひだか町にあるノルマンディーファームにおいて「タイトルホルダーに会いに行こう!」とのイベントが開催された。

 この企画には、岡田スタッドグループが全面的に協力。イベント内でグループ代表の岡田牧雄氏は「タイトルホルダーはオールカマー(G2)からジャパンC(G1)、有馬記念(G1)と3戦を予定」「結果次第ですが、そのあとは種牡馬にするつもり」と青写真を描くコメントを残した。

 悪夢の競走中止となった天皇賞・春(G1)以降、療養中だったタイトルホルダー(牡5、美浦・栗田徹厩舎)は、すでに福島県のノルマンディーファーム小野町に移動し、復帰に向け調整を開始している。

ジャパンCで夢の競演が実現?

 岡田氏が示唆する流れが実現すれば、タイトルホルダーはジャパンCに出走することになる訳だが、このレースには現役最強馬イクイノックスや昨年のダービー馬ドウデュースも参戦する可能性が高い。

 また、牝馬二冠を制したリバティアイランドも無事に秋華賞(G1)で三冠を達成した場合、アーモンドアイやデアリングタクトのようにジャパンCへ参戦してもおかしくない。そうなれば、三冠馬3頭が対峙した2020年のような盛り上がりをみせることは間違いないだろう。

 ただ、巻き返しが急務のタイトルホルダーだが、ジャパンCの舞台となる東京コースは過去2走して2着1回着外1回と未勝利。昨年の天皇賞・秋(G1)を快勝したイクイノックス、ダービー馬ドウデュース、オークス(G1)で6馬身差の楽勝を決めたリバティアイランドに比してコース適性で見劣りは否めない。

「結果次第では引退」という言葉も出ただけに、陣営が望むのは勝利の2文字。現役最強を懸けた大一番は非常に楽しみなレースとなりそうだ。

GJ 編集部

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