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「武豊乗り替わり」で今年のJBCは大荒れ? 砂の入れ替えも少なからず影響あるか… 注目したい「船橋巧者」と穴男

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武豊騎手

 今週末にアメリカで開催されるブリーダーズC。今年は8頭の日本馬が参戦するとあって例年以上の盛り上がりを見せているが、日本の地方ダートの祭典・JBCも忘れてはならないだろう。

 大井競馬場での開催となる今年のJBC(JBC2歳優駿・G3のみ門別競馬場)だが、今年は例年よりも「大荒れ」となりそうな雰囲気がある。

 その理由の1つが、天皇賞・秋(G1)当日に負傷した影響で、JBC各レースに騎乗予定だった武豊騎手が全3鞍で乗り替わりになったためだ。

 JBCスプリント(G1)のリメイクは御神本訓史騎手、JBCクラシック(G1)のノットゥルノは森泰斗騎手、JBCレディスクラシック(G1)のアイコンテーラーは松山弘平騎手でレースに臨むことが既に発表されている。

 リメイクをはじめとして、どの馬も上位人気が想定され、勝ち負けも期待されていただけに、武豊騎手の代役を務める騎手もプレッシャーを受けての騎乗となる。

 さらにもう1点、今年のJBCで注意しなければならないのは、大井競馬場の砂が全面入れ替えとなった点だろう。今までは青森県産の海砂や宮城県産の山砂などが使われてきたが、JBC開催に合わせてオーストラリア(西オーストラリア州・アルバニー)産の砂に入れ替えられたという。

 砂の厚さも8cmから10cmへと変更され、より力の要る、時計のかかる馬場に変貌した可能性が高いため、少なからず影響はありそうだ。

 このように今回、オーストラリア産の砂に入れ替えとなった大井競馬場だが、実は、既に同様の砂を取り入れている日本の競馬場が存在する。それが船橋競馬場、園田競馬場、門別競馬場だ。

砂入れ替えでパワーの要る馬場なら、注目すべきはあの人馬

 となると、注目したいのは新・大井競馬場の馬場にも対応できる可能性が高い船橋、園田、門別で好走実績を持つ馬だろう。

 中でもオススメはJBCレディスクラシックに出走予定のテリオスベルだ。船橋競馬場での成績が「1-1-0-0」と、パーフェクト連対。さらに2走前に門別のブリーダーズゴールドC(G3)を4馬身差で圧勝しており、新砂への適性は証明済みである。

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江田照男騎手 撮影:Ruriko.I

 加えて、本馬の鞍上は、幾度も人気薄で好走してきた江田照男騎手。2000年のスプリンターズS(G1)で最低人気のダイタクヤマトを勝利に導いたことでも知られる穴男なら一発に期待できるだろう。

 名手の乗り替わりと、砂の全面入れ替え。今年は本場アメリカのブリーダーズCだけでなく、日本のJBCも、面白い戦いになりそうだ。

GJ 編集部

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