GJ > 競馬ニュース > ハーツコンチェルト「汚名返上」に連闘も辞さず!? 右回り「オール圏外」でも中山エントリーの怪
NEW

ハーツコンチェルト「汚名返上」に連闘も辞さず!? 右回り「オール圏外」でも中山エントリーの怪

【この記事のキーワード】, ,
ハーツコンチェルト「汚名返上」に連闘も辞さず!? 右回り「オール圏外」でも中山エントリーの怪の画像1
ハーツコンチェルト 撮影:Ruriko.I

 14日の日経新春杯(G2)で4着に敗れたハーツコンチェルト(牡4歳、美浦・武井亮厩舎)。昨年の日本ダービー(G1)でタイム差なしの3着に好走している実力馬だが、またしても重賞初制覇はお預けとなった。

 騎乗した松山弘平騎手は2番人気に応えられなかったこともあってか、レース後には「手応えがあっても前を交わせませんでした。もっとやれる馬だと思いますが」と歯切れの悪いコメントを残すよりほかなかった。

 この結果により右回りで5連敗の上にすべて馬券圏外。先述の通り、重賞を含めた4戦すべて馬券対象から外れたことのない、得意の左回りで改めて見直したいと思ったファンも多かったかもしれない。

 そんな苦杯をなめたハーツコンチェルトだが、陣営は20日、再び右回りで行われる中山の初富士S(3勝クラス)に連闘で登録してきた。

「右回りでは走らない」という疑惑がさらに深まった日経新春杯の直後に、再び右回りの中山で行われるレースも選択肢の一つに入るということだろうか。ただ、もう1週待てば得意の東京開催がスタートするだけに、少々不思議にも思える。

右回りオール圏外も…考えられる陣営の意図とは

 その一方で、ここまで右回りで好走実績のないハーツコンチェルトだが、すべて7着以内に収まっており、全くダメというほど大きく崩れているわけでもない。

 昨年の神戸新聞杯(G2)でも1着とはわずか0秒1差。現時点でまだ完全なサウスポーと言い切れないことも確かである。

「これまでは単純に相手が強かっただけということも考えられますね。そのため右回りでも重賞級のメンバーが相手でなければ、勝ち負けを期待できる走りを見せています。陣営が追試の意味であったり、自己条件のハンデ戦への出走を睨んで、重量確認のために登録したということも考えられます」(競馬誌ライター)

 なおハーツコンチェルトはここ5戦ですべてG1、G2レースに出走しているが、実はまだ3勝クラスの身。重賞級の実力を持っていても、除外など使いたいレースに使えないリスクも伴う。そのためにも、まずは自己条件で確実に賞金を積み上げておくのもありだろう。

 そういった意味で出走してくるようであれば、連闘になるとはいえ落とせない一戦となる。ちなみに発表されたハンデは当然ながらメンバートップの58キロ。果たして今週末もハーツコンチェルトは競馬場に姿を現すのだろうか。

GJ 編集部

GJ 編集部

真剣勝負の裏にある真実に切り込むニュースサイト「GJ」の編集部です。これまで作成した記事は10000本以上。競馬歴10年超えの情報通が業界の「しがらみ」を取り払った「本音」や「真実」にも臆することなく、他のサイトとは一線を画したニュース、サービス提供を行っています。

真剣勝負の真実に切り込むニュースサイト「GJ」

Twitter:@GJ_koushiki

Instagram:@goraku.horse.racing0505

ハーツコンチェルト「汚名返上」に連闘も辞さず!? 右回り「オール圏外」でも中山エントリーの怪のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 競馬学校「主席」の“天才騎手”が存在感。田口貫太、小林美駒だけじゃない「上手くなる」第2の師匠とのコンビでトップジョッキー並みの結果
  2. 今村聖奈、小林美駒、古川奈穂が戦線離脱…「新人女性騎手」にかかる期待 過怠金「計16万円」若手騎手が土日で4回の制裁! 2年目若手騎手「まるで宝くじ」と話題!?【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
  3. 藤田晋オーナーに強力援軍!? 「チーム・スターズオンアース」で“周回遅れ”の初陣…シュヴァルグラン産駒は遅れてきた大器となれるか
  4. サトノカルナバル、ピコチャンブラックに続く「大物候補」が登場!? 今週デビューのキタサンブラック産駒は「古馬重賞ウイナー」と互角の動き
  5. 【クイーンS】ボンドガール武豊は「仲間外れ」の孤軍奮闘!? 「休み明け」C.ルメールは新潟ではなく札幌参戦
  6. 「騎乗依頼を受けない」トップジョッキーやベテランも?JRAから来年は4週間の通達済み…「名ばかり」暑熱対策に中堅騎手が不満
  7. キャプテン渡辺「面白き新潟競馬」に秘策あり?「予想もクソもありません」アイビスサマーダッシュの予想は枠が出てから【徒然なる神のくず競馬トーク】
  8. 武豊「マジック炸裂」も次走で鞍上問題発生!? 一撃“5億円”獲得「世代ナンバーワン牡馬」が参戦予定
  9. C.ルメール×名門クラブの快速馬がデビュー!スタートダッシュ失敗も「シンボリクリスエス後継候補」の父に初勝利もたらすか
  10. 永島まなみと「同期」の女性騎手が待望の戦線復帰!「かんちゃん帰ってくる頃には」今村聖奈も9月中にカムバックの可能性