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まだ多くのトライアルが控え、勢力図の定まらないクラシック戦線。昨年のホープフルS(G1)を制したレガレイラが皐月賞(G1)への直行を表明したため、まだ直接対決のないライバルたちとの力関係は不鮮明だ。
11日の共同通信杯(G3)では、昨年の朝日杯フューチュリティS(G1)でワンツーを決めたジャンタルマンタルと2着エコロヴァルツが出走を予定。川田将雅騎手が好騎乗で優勝へ導いた前者とスタート直後の不利でスムーズさを欠いた後者だけに、勝負付けはまだまだ決着したとは言い難く、両者の再対決は非常に楽しみだ。
対する弥生賞ディープインパクト記念(G2)には、ホープフルSでレガレイラの2着に敗れたシンエンペラーが出走を予定。血統的にも凱旋門賞馬ソットサスの全弟であり、今後の成績次第で海外遠征も視野に入る逸材といえるだろう。
今年のクラシックを占う注目の一戦にレガレイラを倒した馬が出走?
順調なら再び1番人気に支持されそうな本馬だが、もしかしたら「噂の超大物」も同レースに参戦する可能性が出てきた。
それは、2022年のセレクトセール1歳部門にて取引価格の最高額となる4億9500万円(税込み)で落札されたダノンエアズロック(牡3、美浦・堀宣行厩舎)のことである。
競走馬の世界では、必ずしも落札額と成績が比例するわけではないが、本馬については約5億円の評価に違わぬ結果を残している。昨年の6月東京でデビュー勝ちを収めると、同じく東京で行われた10月のアイビーS(L)で単勝オッズ1.5倍の大本命に推されたレガレイラを撃破した。
当時、手綱を取ったJ.モレイラ騎手が「将来が楽しみです」と評価した一方で、敗れたC.ルメール騎手も「勝ち馬は強過ぎました」と完敗を認めるコメントを残していたのだ。3着に敗れたライバルがG1を制したなら、ダノンエアズロックもG1級の評価をしていいかもしれない。
既に美浦へと帰厩して追い切りの時計を出しているようだが、デビュー戦で1か月前に調整を進めていた経緯を踏まえると、時期的に逆算すると共同通信杯より弥生賞に向かう公算が高そう。管理する堀厩舎も弥生賞は2015年にサトノクラウン、昨年のタスティエーラで制した好相性のレースだ。
また、アメリカジョッキークラブC(G2)をチャックネイトで制したR.キング騎手の短期免許取得期間は3月5日まで。そのキング騎手はレース後のコメントで「たくさんサポートしていただいている堀厩舎の馬で勝てたのもさらに素晴らしいです」と感謝の気持ちを伝えていたことは記憶に新しい。
 今回の来日で信頼をより深めたキング騎手と堀厩舎だけに、有終の美を飾る舞台としては、クラシック候補と挑む皐月賞トライアルは最適かもしれない。
※動向が注目されたダノンエアズロックですが、キング騎手とのコンビで弥生賞に向かうことが正式に発表されました。
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