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「競馬ファンあるある」誰もが経験するレース後の自慢や後悔…キャプテン渡辺の考える競馬仲間としての「義務」とは?【徒然なる神のくず競馬トーク】

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 競馬ファンにはいろいろな義務があります。今回は競馬仲間同士の義務についての話です。

 私は自分のYouTubeチャンネルを作家さんと一緒に土曜日の夜に私の家でやっているのですが、先週の土曜競馬で作家さんが当たりまくりの大儲けをしたんですね。その日、彼は終始ご機嫌で生配信が23時過ぎに終わりました。

 いつもならサムネ用の写真を撮ってすぐに帰るのですが、その日は違った。生配信が終わり写真を撮った後も彼はその場を動こうとしない。一体どうしたのだろう?と思っていると、彼は唐突に土曜競馬で儲かったレースについて語り始めるではありませんか。私は「あ!」と思った。「これは長くなる!」と。

 そんな私の思いに全く気づくことなく、彼は自分が何故その馬を買えたのか、如何にしてその本命馬に辿り着いたかを、こちらが何も聞いてもいないのに延々と語り出したのです!

キャプテン渡辺の考える競馬仲間としての「義務」とは?

 明らかにアクビが止まらない時間でした。仕事終わりの夜中に、50半ばのオッサンの自慢話を聞いている時間は苦痛以外の何物でもない。しかし、私はこれは競馬仲間としての義務だと思い、ちゃんと聞いたのです。はい。

 わかりますか?そうです!競馬に限らず、何事も趣味の仲間というのは貴重なものです。競馬の場合はレースの前にああでもないこうでもないと仲間と言い合う時間は、それそのものが楽しいものです。私も金曜日や土曜日はいろんな人とLINEをしています。

 なので、アクビしか出ない自慢話でもちゃんと聞いてあげなければいけません。そうする事で良好な関係が保たれます。皆さんも友人が「何故俺がこの馬を買えたかのかと言うと」と、鼻息バッフンバッフンで言い始めたら、ちゃんと最後まで聞いてあげてください(笑)。

 同じように、例えば超人気薄の馬を買っていて、 その馬が本当に僅かな差で4着になり、「これが3着だったら◯◯万円だったんだよ〜(涙)」という愚痴もちゃんと聞いてあげましょう。共に悔しがってあげてください。それが仲間というものです。

 どちらにも共通しているのは、向こうのテンションとこちらのテンションが全く違うということですが(笑)、話を聞いてくれる友人は何事でも貴重なものです。アナタがその貴重な人になりましょう。一人で競馬をやるのもいいですが、皆でやる方が楽しいですよね?これはそうする為の我々の義務です(笑)。覚えておいてください。

 今週の土曜日は私が「何故この馬がこんなに人気が無いのかわかりませんでした。余裕で買える馬でしたけどねえ」と、自慢の中でも腹が立つ方の言い方が皆さんに出来るように頑張ります!

 ただ、弥生賞は残念ながら堅そうなんだよなあ・・・。今週は土曜競馬のダブル重賞が大勝負ですね!是非ウイニング競馬をチェックしてくださいませ〜!ではまた!

キャプテン渡辺

キャプテン渡辺

お笑い芸人。1975年10月20日生まれ、静岡県静岡市出身。A型。放送芸術学院卒業。2005年にお笑いトリオ・キラッキラーズを結成。現在はピン芸人として活躍中。土曜の競馬中継「ウイニング競馬」(テレビ東京)レギュラー。競馬予想術の粋を集めた自著「神の馬券術」(KADOKAWA)が好評発売中

【YouTube】くず競馬チャンネル

Twitter:@captain1975

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