大混戦フェブラリーSの「買い目」はオッズ次第!? キャプテン渡辺が導き出した「本命馬」と考える「適正オッズ」とは【徒然なる神のくず競馬トーク】
すみません、お久しぶりです。2024年の個人的な馬券成績の話になりますが、レギュラーで出させてもらっている『ウイニング競馬』(テレビ東京)ではそれなりに当たっています。でもバチコーン!という本当の大儲けが、プライベート含めてまだなくて、悶々とした日々を送っている内に時が過ぎていました。
さて、今週は「フェブラリーS(G1)」ですね。私はホープフルS(G1)から春の連続G1までの狭間にあるこのレースが好きです。やっぱり、G1は気持ちが盛り上がりますからね。これがないと3ヶ月近くG1開催を待たなければいけませんから。いいところにあるG1ですよね。
ただ、好きだからといって得意というわけではなく、あまり儲けた記憶はない。そして今年も自信があるか?と問われれば、「う〜む……」と首が折れそうになるまで捻る事になる。今年のメンバーのパッと見の印象は、絶対的に信頼出来る人気馬や軸馬はいない。さりとて、買いたい穴馬もいないという、ここのところよくあるタイプのG1って感じですね。
今これを書いているのは金曜日の夜ですが、この時点だとオッズがわからないのがとにかくつらい。こんなものはオッズ次第で考え方が大きく変わるのです。だが、私は仕事の都合で金曜日の昼には本命を決めなければならず、もう決めていますし、このコラムが載る頃には発表されている事でしょう。
ああ、もうウイニング競馬で発表されているから、ここで書いてもいいのか。私の本命はウィルソンテソーロです。チャンピオンズC(G1)で買えず、東京大賞典(G1)でも買えず、人気爆上がりのここで買うのはギャンブラーとして実に筋悪という気がしますが、仕方ないのです(涙)。
東京1600mは2戦2勝で、かきつばた記念(G3)では1500mでドライスタウトを負かしている。距離不安もコース不安もなく、枠は絶好のところを引いた。相手関係的にもここでは明らかに上位。買えない理由があるとしたら、「人気が無い時に自分が買っていなかった」という事だけです。理由がそれだけなら買いでしょう(笑)。ただし、無念である事は間違いありません(笑)。
本当にねえ。ウィルソンテソーロに限らず、馬券というのはその馬の馬券が最もおいしい時に、つまり妙味がある時に買いたいものです。当たり前ですね。このフェブラリーSに、果たして妙味がある馬がいるのかどうか?それはオッズを見なければわかりません。現時点ではまだオッズがわかりませんが、一応ここに私の考えを記しておきましょう。
キャプテン渡辺が考えるフェブラリーSの「適正オッズ」
ドゥラエレーデは8倍~10倍くらいが適正オッズだと思います。穴人気しそうなガイアフォースは15倍~20倍が適正、キングズソードは10倍~12倍、レッドルゼルは15倍~20倍くらいでしょうか。オメガギネス以外の相手候補の適正オッズは、私の中ではこんなところです。
これらの馬達がそれ以下のオッズになるようなら、あまり買いたくありませんねえ。まあ、単勝のオッズと連系のオッズはまた違うので、そこはチェックしなければいけませんが。大穴はペプチドナイルかな……。あ、今見たらもう前々日のオッズが出てますね!
う〜む……。先ほど書いた馬達は全て私の思う適正よりも、遥かに人気している……!!(金曜日の夜中現在)
これは買いたくない! 買うわけにはいかない!!
し、しかし! じゃあ、相手をオメガギネスにするのか!?
2番人気と1番人気を買うレースとも思えん!
でも、他の馬も全て過剰人気に見える……。大体こういう時は堅いんすよねえ。
まあ、まだ前々日発売ですから明日にもオッズが動く事でしょう。ギリギリまでじっくり考えます。一応言っておきますが、今の対抗候補一番手はレッドルゼルです。もしも私が考えを変えて違う馬を対抗にしていたら、チャンスかもしれませんよ(笑)。そういう時はよく来るものです。YouTubeもやってますので是非チェックしてみてください!
では、皆さんの御武運もお祈りいたします!
PICK UP
Ranking
11:30更新- JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
- 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 目を掛けた愛弟子の「造反」に師匠がブチ切れ!? 今村聖奈、角田大河の謹慎中に存在感発揮も…安田記念前に師弟関係で遺恨勃発か
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
関連記事
キャプテン渡辺が語る「予想の醍醐味」と避けられない不利…負けた時に大切な「気持ちの持っていき方」とは?【徒然なる神のくず競馬トーク】
多くの競馬ファンの頭をよぎる「馬券換算」…キャプテン渡辺が「夢の国」で体験した出来事とは【徒然なる神のくず競馬トーク】
キャプテン渡辺が2024年の「誓い」を表明…馬券生活は変わらぬ目標も、何としてもヤメなければならない愚行とは?【徒然なる神のくず競馬トーク】
競馬をやっていて一番楽しい時は何か?キャプテン渡辺が考える「楽しい時間」の過ごし方とは【徒然なる神のくず競馬トーク】
有馬記念は楽しめ! 正論も儲けも大事だが、真の競馬ファンは「楽しんで勝つ」【徒然なる神のくず競馬トーク】